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ゲーム紹介
 『クロスゲート』(以後『CG』)はインターネットを介してデータを管理するサーバーにアクセスし、多人数が同じ世界にいる感覚でプレイが出来るMMORPG(Massively Multiplayer Online Role Playing Game:多人数オンラインRPG)です。かつて日本システムサプライで運営されていた『ストーンエイジ』や『ライフストーム』シリーズのスタッフが開発に参加しており、そこかしこに『ストーンエイジ』のテイストを見受けることが出来る、ライト感覚なゲームでもあります。

 プレイヤーは中世欧州の雰囲気漂うファーレン王国の国民の一人になり、この国で自由に生活を楽しむことになります。冒険者としてダンジョンにチャレンジするもよし、初心者をガイダンスする屈強の勇者になるもよし、アイテムを作って他人との売買にいそしむもよし。システムの範疇内でなら、どんなプレイスタイルも許されるのです。さらに『クロスゲート』は『ストーンエイジ』の「他プレイヤーとのコミュニケーションを重視したスタイル」を踏襲していて、単に街中で友達と井戸端会議をするといった遊び方さえ可能なのです。

 画面の構成は斜め上から見下ろした、いわゆる「クォータービュー」。登場する(選択出来る)プレイヤーキャラクターは、男女各7種類・色違いが4種ずつあるので計56種類となります。外見はステータスでは左右されず、職業とスキルの二つで各キャラクターの個性を決定付けられます。

 職業はオーソドックスな戦闘系(剣士、弓使い、プリースト、ウォーロック)の他に、変わったタイプの戦闘系(忍者、踊り子、シーフ、ブリーダー)、そして各種生産系(剣職人、盾職人、坑夫、木こり)、そして特殊な系統(フリーター、パート、無職)など、多数用意されています。それぞれの職業によって独自の能力があり、その能力を活かした生活が営めるのです。
 さらにこれら職業には上位クラスが存在し、より高度なスキル利用が出来るようです。また、武具には耐久性があり、使用していくうちに消耗するので、生産系キャラクターが暇を持て余すことはないでしょう。

 一方スキルは特殊アクションを起こすためのもの。約80種用意されているスキルには、戦闘中に発動可能な戦闘スキルと、生産などを行うための技術スキルに大別されます。職業の違いにより習得スキルも変わり、職業のレベルが上がれば習得可能なスキル数も増えるようです。さらにスキルにはレベルがあり、高いほど効果も高くなるとのこと。

 『クロスゲート』の戦闘はエンカウント方式で発生(通常画面上に敵は見えず、敵と遭遇すると判定されると戦闘画面に切り替わる)します。戦闘自体はターン制のバトルですが、30秒以内に入力する必要があります。また、フィールド歩行中には5人までのパーティーを組んで、リーダーに従っての行動が可能なので、スキルに長けた人に案内してもらったり、強敵に立ち向かうというプレイスタイルを採ることも出来るようです。

 なお、他のプレイヤーを殺傷する、俗に言う「PK(PlayerKilling)」は基本的に不可能。ただし、デュエルという形でプレイヤー間の戦闘を楽しむことは可能なようです。さらに住宅については、「最高のステータス」であると位置付けると共に、「手にいれるには遠く険しい道程を乗り越える必要があるでしょう」とあり、並々ならぬ努力が必要であると思われます。

 詳細については、追って明らかになることでしょう。

(2001.5.3.)


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