ダイエットって……

かつてはBMI値のグラフでは一番上のカテゴリーの中をうろうろし、体重は100Kg前後を記録していた。入院直前まではさらに病気による水ぶくれもあり、130Kg超えという凄まじい体重を誇っていた(誇って、という表現には語弊があるかも)。だが【闘病日記〜入院編】をじっくり読んだ方ならお分かりの通り、治療による水抜き(主に利尿剤によるもの)と食生活の改善などが効を奏し、退院時には70Kg後半まで激減。

さらにその後の自宅療養と現在まで続いている食事制限による加療によって、現在では65Kgを行ったり来たりしている。入院直前と比べれば実に半分に、病気による水ぶくれになる前と比べても35Kgもの減量という計算になる。

この体重減について、無理な手法を用いているわけでもなければ、妙な薬もつかっていない。食事加療の過程で気がついたことを実践したら、自然にこうなってしまっただけの話。一言でまとめると、「身体が従来持っているポテンシャルを引き出した」と言うことに過ぎない。

以前の自分同様、ダイエットを成功させたい、気になる体重を減らしたいと考えている人は世の中にたくさんいる。ネットで検索しても一目瞭然。【Googleで検索すると】ゆうに約790万件のページがヒットする。

そこで、「このようにすれば必ずダイエットできる」というわけではないが、「米俵一俵分痩せた自分が語るダイエット手法」と銘打ち、色々このカテゴリーについてまとめ書きをしてみようではないかと考えたわけだ(※米俵一俵は60Kgに相当)。

すべての人が成功するかどうかは分からないし保証もしない。だが、実例として自分がいる。それだけは確かだ。

もちろん念を押しておくが「病気になれば痩せられる」ということを薦める主旨ではない(事実ではあるがそんなものを薦められるわけがない)。自分はネフローゼ症候群について加療中の身であることは事実。だが、その加療の過程でダイエットに使える手法、分かったことなどを書いていくのであり、誤解をしないで欲しい。