[食事]もやしとこんにゃく

これらの食材を用いた料理方法はネットで探せば山ほど出てくるし、解説書もたくさん発売されているから詳しくはそちらにお任せするとしても、こういった「ダイエットに役立つ食材」はどんどん活用し、食のレパートリーを増やすべきである。何も万漢全席やフルコース料理のようなものを作るわけではない。材料を容器にぶち込んで電子レンジに入れて何分か温めるだけてでき上がる料理も、数多くあるはずだ。

また、直接こんにゃくそのものでなくとも、こんにゃくを用いた擬似食材をはじめとした、判りやすく表現すれば「なんちゃって食材」もたくさんある。中国の精進料理はそもそも肉などを食べられない人のため、食感などだけでも楽しんでもらえるようにと、肉や魚に擬した生麩、こんにゃくなどを用いるものもある。

好き嫌いもあり、もやしもこんにゃくも嫌いだという人も、こういう「擬似食材」を用いてみることで、抑え切れない食欲への衝動を和らげることが可能かもしれない。このような食材は昔から数多く存在するので、色々探してみるとよいだろう。

[まとめ]
・もやしやこんにゃくは安価で手に入る適切なダイエット向け食品である。
・擬似食材を用いることで食欲を満足させ、栄養価を抑えることができる。

[自分の場合]
病院食で何度ももやしのサラダを食べたことから、退院時にはすっかりもやしサラダが大好物になってしまった。今でも一日最低一度はもやしをゆで、お酢をかけたサラダを食べている。気が向いたらきゅうりの千切りやトマト、わかめを上にのせ、ごま油をかけてさらに風味をアップさせるなどの工夫もしている。

もやしは日持ちしないため、買いだめができず、週に何度も買出しにいかねばならないのが難ではあるが、それさえ我慢すれば安くてボリュームたっぷりで、栄養価を気にせず食べられるのが良い。