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2008年07月19日
[精神面]体重を毎日記録してみよう
2008年07月19日 15:41 | 手法(精神面) , ダイエット手法
ダイエットに限らずすべての物事において、まずは情況の把握、現状の認識は必要不可欠。何かを推定、判断するにも、正しい情報が無ければなしえることはできない。
別項目で「自分の今の姿を鏡で見て、現状を認識する」ということを説明したが、それと似たようなことで、毎日体重計に乗って自分の体重を確認し、さらにメモか何かにそれを記録しておこう。わざわざメモをつくるのが面倒な人は、カレンダーの日付の横に、毎日朝起きた直後に計測した体重を書き込むと良いだろう。
毎日体重を計測する。まずはそれを習慣化してみる。その事実に「太ってるな」「やせてきたな」という、具体的な感想を思い浮かべる必要はない。その体重が良いとか悪いとか、太っているとかやせてきたとかいう判断が加わると、(人間の心ってのは弱いところもあるから)事実を認識すること事態が怖くなってきてしまう。そして習慣化そのものも難しくなる可能性がある。まずは事実そのものの認識、把握を習慣化することが大切。
体重の計測を毎日続けることで、自分で意図的に「(その体重ならば)まだ肥満体だな」というような判断をしていないのに、体重そのもの、そしてその体重を維持している自分への認識が頭に刷り込まれることになる。そして、半ば無意識のうちに、その事実への対処が行われるようになる。暴飲暴食、過度の間食などが少しずつ減り、体重が減ってくるようになるのだ。
まずは事実の認識。これが一番大事。事実の確認から逃れていたのでは、何もできない。
[まとめ]
・体重を毎日欠かさずつける。自然に心構えも変わってくる。
[自分の場合]
自分が入院する前は、明らかに体重が過度に増えつつある時期があった。後で主治医に聞いたところ、それは「食べすぎなどによる肥満ではなく、病状の一つである水分の体の残留による水ぶくれの結果」だったのだが、当時としては知るよしもない。何となく状況が悪化している、体重が増えつつあるというのは自分の様々な行動や身体の反応からも明らかだった。にも関わらず、体重計で体重を量るのはおろか、見ることすら怖かった。事実を数字で確定して認識すること自体がイヤだったのだ。
だがこれも、今から考えてみれば本文でのべたような「事実認識からの逃げ」に他ならない。体重の異常増加ということに早く気がつき、その上で「これはおかしいぞ」という判断ができていれば、もう少し軽い症状の段階で入院し徹底治療ができたのに、と今更ながら後悔している。
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