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| 入院編
ニコチン大王こと隣ベッドのK氏は、今日は午前の3時前からテレビをつけている。深夜放送でも見ているのだろうか。こちらの迷惑も考えてほしい。
朝食。ご飯、味噌汁、青菜のお浸し、かぼちゃの煮つけ、みかん。
K氏のところに来た巡回の医者が、5日の検査次第で9日か10日くらいには退院出来るかもしれない、とコメントしていた。自分もそれくらいのペースで退院出来ればベストなのだが。
昼食。ご飯、竹の子やしいたけなどの煮込み、豚肉味噌漬け、木目ようかんなど。昼食からお菓子の類のデザートが出るのは珍しい。恐らくこれも正月の雰囲気をかもし出すためだろう。お餅が食べたいところだが、病院食にそれを求めるのは無理がある。
午後にはK氏の親族がお見舞いに来る。医師のコメントを聞き違えたのか、それとも意図的なウソなのかは分からないが、「4日には退院だ、準備しておけ」と言っていた。検査ですら5日なのに、どこをどう聞いたら4日退院になるのか、もしかしたらウソを言い通したら本当になるとでも思っているのか。考えることがよく分からない。「4日退院」の話は、後ほど見回りに来た看護師にも語っていた。
K氏はどうやら建設業関連の小さな会社の親方らしい。立場上からなのか昔かたぎからなのか、それとも単に個人としての性格からなのか、普段はわがままし放題であたりからはちやほやされる環境にあったようだ。それで、病院のような「煙草も酒も出来ず、行動も制限される」状況が勘弁ならないらしい。
半ば暴飲暴食が入院の原因であるのに、それに対する配慮もほとんどない。「医者は、酒は控えること、出来れば禁酒。煙草もひかえめにと言ったが、退院したら今まで通り。酒が無いと喉に飯も通らない」と、医者が聞いたらあきれ返るようなことをべらんめぇ調でお見舞い客に語っていた。結局自己責任なのだから、無茶なことをして再入院しても知ったことではない。
夕食。ご飯、しゃけ、大根ときゅうりの酢の物、ポテトフライなど。
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