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[47]1月13日(火)。入院43日目、退院日。(第五章:1月11日〜1月13日・そして退院へ)

| 入院編

朝食。今回の入院では最後の病院食。パンにスパゲティナポリタン、豆腐とピーマンのスープ、ジャム、みかんなど。ごくごく普通のメニューだが、これが最後と考えると、感慨深いものがある。一口一口をかみ締め、じっくりと味わいながら完食。

荷物を再点検し、忘れ物がないようチェック。ベッドのかけ布団を自分なりにきれいに敷き直し、病院で貸し出されていたお茶用のカップには「毎日美味しいお茶をありがとうございました」とのメッセージを貼り付けて机の上に置く。

ナースセンターで退院の手続きを聞き、入院費の清算をした後に書類をナースセンターに提出し、手続きはすべて終了。看護師らからは「また機会があったら遊びに来てね」と言われた。社交辞令だろうが、嬉しい言葉。もっとも、これからも通院はするわけだし、入院で再びお世話になるのは勘弁被りたい(苦笑)。

かくして1月13日、無事に退院となった。

マスク越しではあるが、外の空気はやはり美味しい。仮外出の時と同じ空気なのだが、やはり気分的にはまったく別物。

これからは自宅療養の期間を経て、一応復帰となる。だが通院と回復チェックのための検査、薬の投与は今後もしばらく続く。その間は療養期間と考えるべきだ。入院時と同じように食生活をはじめとした注意をし、一日一日を有意義に過ごしてストレスを溜めないよう気をつけ、心身ともに健康体を目指したい。

そんなことを窓越しの日差しがまぶしい帰りのバスの中で考えた。

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