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[6]自分に素直に(自宅療養編〜メンタル)

| 自宅療養編

入院中、ベッドの中から色々と考えていたことの一つが、自分に素直になること、なりたいな、ということ。ストレスの積み重ねが病の原因ならば、そのストレスはどこから来たのか。そして原因は。と、思考をめぐらすと、「自分に正直で無かった」ことが一因だったのではないかという結論が導き出された。

自分に正直でないことはイコール自分の本音を隠してどこかに押し込んでしまうこと。それらはストレスに直接変換されてしまうと言っても過言ではない。さまざまな自分の本音を病室の天井とにらめっこしながら思い浮かべ、言葉になるものはメモ書きノートに書き連ねていく。具体的に文章化するだけで、かなり気が楽になった気がした。逆に考えれば、それだけ「自分に嘘をついていた」ことになる。

自分は考えすぎるきらいがある。自分の考えに正直に行動すると相手はこうするだろう、結果としてこうなるから結局時間の無駄になる、だったら黙っていた方が疲れなくていい。そこまで先読みし、自分の想いに嘘をつくことになることがしばしばあった。この性格もストレスが溜まった原因なのだろう。

自分に正直になるためには、それなりの自信が必要になる。「自分が正しいという自信があれば、世間がどう思おうと気にする必要は無い」。知人に薦められて最近取りはじめたメルマガの言葉だが、思わずうなづいてしまった。

自分に正直になるためには自信をつけることが肝心。そのためにも、先に書いたような「身近なことのチェックリストの作成と実行」など、色々なことについて少しずつ、小刻みに、無理をせずやり遂げ、達成感、成功感、満足感を自分のものとしていきたいと考えている。それが蓄積されれば自信への糧(かて)となり、それはやがて自分の生活の質の向上や病気への抵抗力にもつながるはずだから。

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