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[9]洋服(自宅療養編〜生活)
| 自宅療養編
「入院編」で語った通り、退院時には入院直後から引き算すると大体米俵一俵分、60kg程度体重が落ちていた。多分に病症の一つである「みずぶくれ、むくみ」のせいでもあるのだろうが、それにしても急すぎる減量となった。元々自分の体格にはコンプレックスを持っていたので、この「レックスちゃん」とおさらば出来たのは勿怪の幸いではあるが、困ったこともいくつか起きた。
もっとも困ったのは衣食住の「衣」。ズボンなど、入院時に履いていたズボンを履くと、もう一人人間が入るのではないかというくらいにぶかぶか。ベルトを締めて云々というレベルではない。靴下もすぐにずり下がってしまうし、自宅内で着る室内着も、上着は肩からずり落ち、ズボンはひもで締めないとパンツ御開帳状態。
とりあえず昔の服を引っ張り出して急場をしのいだが、絶対数が不足している。服不足でじきに状況的に破綻する事態に違いはない。折角だからと、室内の大掃除にあわせ洋服の再点検と再調達を行うことに。「室内着に使えるかも」と保存しておいた服のうち、今のサイズにあわないもの、同じような理由で保存していた傷んだ靴下など、思い切り良く要らない服は全部捨てた。服の数が半分になった。
古着の処分の次は新しい服の調達。とりあえず最低限必要な数のズボンや下着を新規に買い求め、さらに室内着も兼ねられるパジャマを都合2セット購入。パジャマは入院時に着心地などで大変気に入っていたので、「退院したら絶対買おう」と思っていたアイテムの一つ。これまではトレーナーなどを代用していただけに、気分も爽快。
とはいえ、一度に洋服をまとめて購入するのは予算の都合もあり、断念せざるを得なかった。これから少しずつ買い増しして、今の体格に合った服を揃えていくしかないな、と考えている。よもやこんなことで悩めるようになるとは、入院時まではとても思わなかった。とはいえ、これはこれで嬉しい悩みなのかもしれない。
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