不破雷蔵のネフローゼ闘病記ケータイサイト
[24]12月21日(火)。入院21日目。体重95.6kg。(第二章:12月13日〜12月22日・ドラゴンオヤジとステロイド)

朝食。ご飯、味噌汁、いり卵、大根すりおろし、海苔など。

息抜きも兼ねた仮外出・外泊の申請許可が正式におりる。外泊でも構わないという話だったが、無理をして病状を悪化させるのも馬鹿馬鹿しい。ゴミだらけのままの自宅で一夜を過ごすと身体に悪いのではないかという懸念もある。やるべきことを整理して手際よく行えば数時間でかたがつくはずなので、外出に留めておき、申請書を出す。

また、退院の自己目標を来年1月の中旬に定める。医者からの言葉の端々、特に肺の水が順調に抜けつつあるとの言葉などから想像するに、うまくいくと1月末には退院できるかもしれないという推測が元。気合と根性で治癒を早め、なんとか目標を達成したい。だからと言って運動や健康飲料の摂取など自分で積極的に出来ることも無く、単に気持ちの持ちようでしかないのだが。

昼食はパン、たらのマリネ、玉ねぎの酢の物、青梗菜(ちんげんさい)と鶏肉のスープ、バナナとみかんのフルーツポンチ。

午後にM氏がまた見舞いに来てくれた。比較的順調に回復しつつあることなど現状を話し、以前にお願いしていた株式の定期月刊誌を受け取る。売店の書籍販売コーナーはコンビニレベルのものしか置いていないので手に入らなかったのだ。まことにありがたい。

夕食はご飯にのしどり(ひき鶏肉をハンバーグのように固めたもの)、かぼちゃと大根の煮物、きゅうりと卵のあえもの。

申請書に不備は無く、明日の外出の許可がおりたので、不要な荷物をまとめて小さなバッグに収めるなどの準備をする。明日は朝食後に外出して自宅へ、そして夕食後までに病院に戻ってくる予定だ。久々の自宅。水回りなどはしっかりと片付けておいたので大丈夫とは思うが、見たことも無い異星に住んでいるような虫が沸いているなどということは無いだろうなと、要らぬ心配をする。


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