不破雷蔵のネフローゼ闘病記ケータイサイト
[46]1月12日(月)。入院43日目。体重77.3kg。(第五章:1月11日〜1月13日・そして退院へ)

朝食はご飯、味噌汁、豆腐といり卵、大根ときゅうりのサラダなど。

朝食後、時間をつぶすために懸賞の葉書を書いていたらいきなり巡回(しかも例の「大先生巡回」)がやってきて、驚かされる。いつもは毎週火曜の午後なのに。不意打ちを食らってしまった。

大先生巡回のあとに行われた医者の巡回では、明日の退院後一週間後、20日に検査を行うための通院の予約が取れたこと、外来での担当の医者の名前などを教えてくれた。

昼食。うどん、筑前煮、かき揚げ、ジュース。

午後の医者の巡回。これまでの検査の数値的なデータのコピーを持ってきてくれた。専門的な値ばかりで、しかもどれくらいなら平均値なのかが分からなかったが、簡単な説明を受け何となく納得。

退院日が確定したので、病人向け専用の低たんぱく質食品を通販している会社に連絡を入れた上で、注文するリストを専用の用紙に書き込み、売店横のファックスで注文する。退院後できるだけ早く試してみたいし、醤油などの塩分の高い調味料はすぐにでも使ったほうが良いと判断したからだ。

夕食。ご飯、しゅうまい、はくさいの漬物、卵焼き、りんご。

実家に電話で連絡をいれ、退院日を伝える。退院を喜んでくれて、こちらも嬉しくなった。さらに、健康に良いからと自家製の蜂蜜を送ってくれるとも言っていた。ささいなことかもしれないが、その気遣いがありがたい。

また、会社にも連絡をいれて、自宅療養中ではあるが退院の週の週末にちょっとだけ顔出しすると伝える。ストレスになるようなことが無ければいいのだが。

明日の退院に備え、荷物の整理をする。仮外出の際に不要なものは先行して自宅に戻していたので、荷物はそれほど多くは無かった。とはいえ、持ってきたバッグは一杯になった。帰宅途中での買物は無理だろう。

試しに入院時に履いていたズボンをはいてみたら、ぶかぶかでベルトの穴が足りないくらいだった。胴回りがまるでほおずきのようで、間抜け以外の何物でもない。小さいサイズのズボンを保管してあったかどうか、無ければ買い替えが必要だなと、かつては想像すら出来なかった心配をしてみる。


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