ブリ観表示環境

(2000年11月記)

きのう、ブリ観のフレーム版をアップしてみましたがどうでしょうか?

前々から考えてはいたのですが、なにせ自分が 800×600 な環境なもので、作っても自分が利用できないので、今まで実行してませんでした。
では、なぜ今回 1024×768 フレーム版を作ったかと言うと・・・
実は、シヴィライゼーション・コール トゥ パワーというゲームのせいです。

このゲーム、とにかく字が小さいのです!
高解像度で文字フォントも小さい人にはこれが普通なのでしょうが、
デカ文字好きの私にはもー耐えられません!!

が、だからと言ってがまんしないとゲームはできない訳で、毎日の様にこの小さい文字を見ているうちに・・・
高解像度の小さい字にもなれてしまいました。

で、1024の解像度でホームページなども見れるようになり、そうしてブリ観を見るとやっぱり左右のスペースが気になった訳で・・・
で、今回のフレーム版作成となりました。

しかし、私はどちらかというと、やはり 800×600 の表示が大きい画面の方が好きですね。
小さい画面はやはり目が悪そうです。
実は私的には、パソコンをやる人で目が悪い人が多いのは、このあまりに小さい字がデフォルトなのも原因では? とか思ってたりします。(ちなみに私の視力は両目 1.5 です)
おかげで自分のページのフレーム版なのに、自分が見ると表示が崩れてしまうと言う、悲しい状況です。^^;

まあでも、やっぱり見栄えもするし、作ってよかったとはおもいます。
高解像度の人はぜひ活用してくださいね!
メニューは以前「BBSやNEWSにジャンプできるようにして下さい」というようなメールを貰っていた事があったので、これらのアイコンやボタンを上に持ってきています。

ただ、元々私は Windows のフォントサイズを「大きいフォント」にしていたので、「小さいフォント」だとかなり見にくい部分もあるかもしれません。
しかしこれは再起動をかけないと変更できないので、更新のたびに双方をチェックしてみるというのも難しいです。
このサイトはフォントサイズを全て絶対値にしていないので、ブラウザの「フォントサイズ変更」で自由に文字サイズを変えることが出来ます。
みなさん、見やすいサイズに調整して下さいね。
ちなみに、800×600 の人でも、ブラウザでフォントサイズを小さくすれば、フレーム版でも表示が崩れないみたいです。

まあホームページのレイアウトというのは難しいです。
人によって解像度も違えば、文字サイズも、画面の大きさも違います。
ノートパソコンだと画面の縦横比率までまちまちだったりします。

このページはレイアウトについては 800×600 の作成と、中央揃えで対処しています。
800×600がなぜレイアウト対策になるかというと、広い画面でレイアウトしたページを狭い画面で見るとレイアウトが崩れてしまいますが、狭い画面でレイアウトしたページは広い画面で見ても、小じんまりとはなりますが、レイアウトが崩れる事はないからです。
最近は 800×600 より低い解像度でパソコンを扱っている人はほとんどいないでしょうから、一応これが対策になっています。
中央揃えなのは、スペースが空く場合でもそれが左右両方に振り分けられるので、空白が目立ちにくいためです。
左揃えで文章を書きたい時は、枠を表示しない「表」を置いて、そこに文章を書き、表自体を中央揃えにしています。

まあ、一番いいのは、解像度を変えてその都度見比べるのがいいんですけど・・・
めんどいですよねー。^^;

ホームページ作成の話のついでに、HPにつかっている画像についても少し。

HPでよく使われている画像には JPEG と GIF があります。
JPEG はサイズが小さいですが色あせがあり、ぼやけた感じになります。
GIF はそういったのがないですが、色数が256色以下で、ファイルサイズも JPEG より大きいです。
というのは、もうほとんどの人がご承知でしょうが・・・
実は JPEG や GIF の画像の設定により、これらは変わってきたりします。

GIF の場合は、色数に注意して下さい。
GIFは256色以下しか使えませんが、256色よりも128色の方が、128よりも64や32色の方がファイルサイズが小さくなります。
色数が少ないほどファイルサイズも小さくなる訳です。
JPEG の方は、量子化率(クオリティー)というのによって変わってきて、低いほど画質が粗くサイズが小さくなります。
JPEG の量子化率は一般に75%ぐらいですが、同じ画像でこれと比較した場合、GIF 32色だと GIF の方が少しファイルサイズが大きいで、GIF 24色で同じぐらい、16色のGIF だと GIF の方がファイルサイズが小さくなります。

つまり、GIF 画像はできるだけ減色処理をした方がサイズが小さくなり、ホームページの読み込みが早くなると言う事です。
大きいGIF画像やアニメ GIFなんかの場合は減色処理は必須と思っていいです。
私の場合、普通の画像なら、まず32色ぐらいに減色して、OKならさらに減色して試してみる。
32色でも明らかに画質が劣ってしまうなら JPEG にする、というようにしています。
ただし、写真のような画像の場合、JPEG は元々写真画像用の形式で画像の劣化があまりおこらないので、JPEG 優先で考えてもいいと思います。

しかし UO のようなゲーム画像の場合は、元々ゲームの画像自体が「デジタル」であるため、アナログ的に変換する JPEG では画像劣化が写真などよりも起りやすいです。
特に文字が入っていると、JPEG だと読みにくくなるので、この辺はケースバイケースで考える必要がありますね。

バナーのようなサイズが小さい画像なら、もともと小さいのでこれらを気にしてもたいした違いは出ませんが・・・

そんな訳なので、画像の減色処理や、JPEG保存時の量子化率を設定できる画像加工ソフトは、HPを作るなら持っておきたい所です。
窓の杜とかベクターとかに行けばフリーでも良いのがあるので、探してみてもいいでしょう。
できれば、シャープ化(鮮鋭化)もできる画像ソフトが欲しいです。
少しシャープをかけると、特にゲーム画像なんかはキレイに見えますので。
(かけすぎると JPEG 保存時に逆にヘンになったりもするけど)

UOスクリーンショットユーティリティーでも、保存時の JPEG 量子化率(Quality)を設定できますね。

(あとがき)
ちょっとホームページを作ったことのない人には難しい話かな・・・?
なお、これを書いた頃は JPEG と GIF しか使っていなかったのですが、現在は GIF はあまり使わず、代わりに PNG を使っています。
PNG は GIF と同じ様に劣化のない画像形式ですが、同じ色数の場合、GIF よりもファイルサイズを小さくすることができ、透過も可能です。
ただ、PNG は古いブラウザや、一部のフリーウェアのブラウザでは表示できない場合があります。
でも実験的に PNG を使ってみたところ、目立った苦情は来なかったので、現在は多くの画像を PNG にしています。
ただ、そのために古いネスケを使っている人だと、一部の画像がこちらが想定しているものではなくなっている可能性もあります。
最近は高速回線の ADSL が普及したので、これらの小さい配慮の必要性も、徐々になくなりつつありますね。