飛行機事故に巻き込まれた人
(2000年10月記)
今日は私の事ではないのですが・・・
私の友人が被害に会った、飛行機事故の話をしたいと思います。
それは、あるよく晴れた、しかし風の強い日に起こりました・・・その日、私の友人はその彼女と共に、河原にお弁当を食べに行きました。
穏やかな陽光の降り注ぐ中、2人で河原に並んで座りお弁当を広げ、ムードよく談笑していたそうです。・・・しかし突然! 前方にある垣根を突き破り正体不明の物体が出現!!
それは・・・ ラジコン飛行機!!
飛行機は低空飛行のまま高速で2人の方に突進!
遠くから飛んで来るならまだしも、垣根を突き破って突然現れたもんだから回避する暇がない!
おまけに座って弁当食べてる。
「あーっ!」と言う間に飛行機は接近! 身をひねった彼女の背中に激突!!
「(き+ぎ)ゃああぁぁーー!」 こだまする悲鳴! 飛び散る弁当!
怒った友人は飛行機をわしづかみにしおもいっきりぶん投げる!
しかしつかんだ場所がプロペラのモーター部分ですごく熱かった! ヤケド!
そして向こうから操縦者があわてて駆け寄ってくる。 「大丈夫ですかー?」
大丈夫な訳ない。 すぐに病院直行。そして病院到着後、友人は看護婦さんに「河原で弁当食べてたら飛行機が飛んできました」と状況を詳しく説明する。
しかしカルテの原因を書くスペースは小さく、そんなに細かく内容を書くことはできなかった。
そこで看護婦さんは、そこに「飛行機事故」と書き込んだ。その後、そのカルテが医師の元へと運ばれる。
医師:「なにーー!? 飛行機事故!? いつあったんだそんなもん!
すぐ患者を連れてこーい!!」
そして連れてこられた彼女に対し、医師の質問が飛ぶ。
医師:「どこで飛行機事故があったんですか!?」
彼女:「河原で・・・」
医師:「どんな事故だったんですか!?」
彼女:「ぶつかってきました・・・」
医師:「飛行機はどうなりました!?」
彼女:「投げ飛ばされました・・・」こうして、哀れ彼女は数日間、入院するハメになりました。
みなさんも飛行機にぶつからないよう、気をつけましょう。