交通事故なお話
(2001年1月記)

1月21日

急に寒くなった今日この頃、各地でスリップなどによる事故が多発しています。
みなさんご注意下さい。

・・・という訳で(?)、今日は交通事故の話をいくつか・・・

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第1話 =警察署=

ある日、友人が免許の更新に警察署に行くと言うので、私もついて行きました。
友人の車に同乗してしばらく走り、無事警察署に到着。
そのまま警察署の敷地内に入り、駐車場に車を止めようとしました。
で、バックで駐車しようとギアを「R」に入れ、「ピーッ、ピーッ」という音がするなか、車を後退させて行きます。

ところが・・・ その駐車場の後方には、レンガで出来た花壇があったのです!
しかもその花壇、高さが低めな上に、冬で植えられているものが枯れていたので、車のバックミラーとかから見ても全く見えない!
しかしそんなものがあるとはつゆ知らず、友人の車は駐車場に入っていきます。
そして・・・ 「ピーッ、ピーッ、ピーッ、ピーッ、ピーッ・・・   ごり。」

見事に凹む車のボディー。 それを見てパラライズな友人。
その時、ちょうど車の前方には、警察署によくある「今日の交通事故件数」とかが書いてある、大きな看板が立てられていました。
その看板の中央には、大きな文字で「今日の交通事故件数 0件」と書かれていました。
それを見て私は思わず言いました。

私  :「あの看板の数字、1つ増やしてこないと・・・」
友人:「やかましい!!!」
(パラ解除)

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第2話 =新車=

これは私が知り合いから聞いた話です。

その人の知り合いの人が、ある車のディーラーに新車を発注していたそうです。
で、その車の納入日、その人はさっそくディーラーに車を受け取りに行きました。

手続き等を終え、車のキーを渡され、さっそくディーラーの敷地に止めてあるピカピカの新車の所に行き、そのままそれに乗って帰ろうとしたそうです。
そして、車の横にはそのカーディーラーの社員の人が一列に並んで立っていて、去っていく彼に「ありがとうございましたー」と挨拶する準備をし、彼の方をみんなで見つめていたそうです。

で、こう言う状況だと・・・  カッコよく去って行きたいというのが人情と言うもの!
彼はキーを刺してエンジンをかけ、並んでいる店員さんに向かってシュパッと左手を上げて挨拶すると、アクセルをグッと踏み「ブオーーン!」 と走り出て行こうとしたのでした。
ところが・・・ その新車の加速力は、彼の予想以上だったのです!
しかも前の車とアクセルのレスポンスも違う!!

「キュキュ!」というホイルスピンの後、「ブオオー!」という音と共に突然猛ダッシュする新車!
しかしカーディーラーの敷地なんてそんなに広くない! 迫り来る壁!
慌ててハンドルを切りブレーキを踏む彼! しかし車は急には止まれない! ドリフト!
「ギャギャギャギャギャギャ・・・・・・   ドガーーー!!!」
そして店員さんの方は、
「ありがとうございまし・・・ あっ、ああーーー!!  (ドガーーー!!)」

新車は初乗り3秒、しかも道に出る前に事故車となったそうです・・・
彼は怪我はなかったそうですが、カッコ悪く店員さんに助けられたそうです・・・

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第3話 =清掃=

これは先日の事です。

私が車で仕事から帰っていると、ある大きな道の脇にある電柱にハデにぶつけて事故っている1台の清掃会社のワゴンがありました。
しかしその車に乗っていた人達に怪我はなかったようです。

そして、その車は清掃会社の車なので、車にはたくさんの清掃道具が積まれており、乗っていた人達はその道具を使って、事故で散らかっている道路をテキパキと清掃していました。

それを見て私は思いました。

「うーん、あれってちょうどいいなぁ・・・    でも何か違う・・・」