UOを始める前に |
ウルティマオンライン(UO)はインターネット回線を使ってサーバーと呼ばれる
ホストコンピューターに接続してプレイする、ロールプレイングゲームです。
1つのサーバーで何千人もの人がプレイすることが可能です。 つまり、多くの人々が活動している仮想世界に、 自分も参加する、といった感じのゲームですね。 一般には MMORPG(大規模多人数型オンラインRPG) とも呼ばれているジャンルのゲームですが、 その先駆けとなったものであり、 発売から7年以上経った今でもあらゆる面で進化し続けています。 |
しかし、何千人もの人がいる世界と言っても、 ゲームのシステム自体は1人でやるアクションRPGですので、 もちろん1人だけの単独プレイでもOKです。 しかし、そこで生活している他のプレイヤーとは、 必ず何らかの形で接する事になるでしょう。 その世界でどのようなキャラクターを演じるのか? それはあなたの次第です! |
まあ、上記の事はこのHPを見ている人ならもうご存知ですね。
でも、もし「UOってどんなゲームなんだろう?」と
思われているなら、下記のページでわかり易く紹介されています。
http://www.japan.ea.com/uovc/index.html
まずは、UOをプレイするのに必要なものを挙げておきましょう。
・パソコン (当然ですね。スペックについては下記にて) ・Windows シリーズ (Mac ではプレイできません) ・インターネット通信環境 (ネットゲームですから当然です) ・Ultima Online 本体 (これも当たり前。お店で売ってます) ・クレジットカード (なくてもプレイする方法もあります。詳しくは下記にて) |
これらのものがあれば、UOの世界に行く事ができます。
だだ、ネットゲームという特殊な性質から、UOをプレイするには、
他のゲームにない次の様な準備をしておく必要があります。
これからUOやってみたい、と思っている方は参考にして下さい。
また、UOを始めたばかりの人も下記のことは最低限覚えておきましょう。
(0)・ウルティマオンラインのソフト 1・電話代の節約
- まず、ウルティマオンラインのソフトについて説明しておきましょう。
ウルティマオンラインは何年もの長い間運営され続けているゲームで、色々なパッケージが発売されて来ました。
初心者向きのパッケージでは「はじめてのウルティマオンライン」というものがあり、1980円と値段もお得、初心者用のガイドブックもついていると言う、名前の通り初めての人にお勧めのパッケージです。
- 「ウルティマ オンライン 武刀の天地 (UO:SE)」のパッケージは、いま最も最新のウルティマオンラインで、パソコンへの負荷が低い従来の 2D 表示と、3D グラフィックでキャラクターが表現された 3D 表示の双方が選べ、新しい大陸に行く事も出来ます。
こちらは 2980 円となっており、これが今一番お勧めできるパッケージですね。
他に、2003年発売の 「正邪の大陸」、3D クライアントがメインとなっている「第3の夜明け」、以前の拡張パッケージ「ブラックソンの復讐」 も発売されていましたが、これらはやや旧式のパッケージです。
5周年記念パッケージと言うものもありますが、これは中身は「ブラックソンの復讐」になっています。2・マシン(パソコン)環境
- ネットゲームはプレイ中、常にインターネット回線を接続している事になりますから、その間ずっと電話代が加算されます。
少しでも電話代を節約できる環境を整えなければなりません。
まあ、これはインターネットを使う人なら絶対必要なことでもありますね。
ただ、最近は ADSL(ブロードバンド)や 光回線、フレッツ ISDN など、常時接続の定額制サービスが主流ですからそれほど気にする必要はなくなっていますね。
- UOに必要なマシンスペックは CPU 200Mhz 、メモリ64M となっています。
メモリもあればあるほど操作環境がよくなるので、出来るだけ欲しいところですが、32M でも十分動きます。- 私も最初の環境は CPU 200Mhz で メモリ32M でしたし、そう高いスペックがなくても何とかなります。
でも、コンピューターが高性能なほどUOの操作性も上がるのは確かです。
ただ、最近のパソコンは、UO のプレイ環境は十分満たしているものばかりでしょう。
ハッキリ言って、何年も前の古いパソコンでも UO ならば十分プレイ可能です。
UO の動作環境(必要とされる性能)は、何年も前から変わっていません。
なぜなら、どんなパソコンでもプレイできるという事を UO では重視しているからです。
- ただ、2001年3月に発売された「ウルティマオンライン 第3の夜明け」(UO:TD)以降で対応している 3D表示 は、やや高いコンピューター性能を必要とします。
(初めてのウルティマオンラインには 3D 表示は同梱されていません)
3Dで快適にプレイするには、最低でも CPU 400Mhz以上、メモリ 64 M、そしてグラフィックカードが 3Dアクセラレータに対応しているもので、グラフィックメモリ 8M(推奨16M)以上のものでなければなりません。
とは言え、これでも最近の他のゲームと比べると、全然楽勝レベルではありますけどね。
- また、絶対3Dでやらなければならない訳ではないので、コンピューターの性能が低いなら 2D表示のままでプレイも可能です。
3D でも 2D でも世界は共通ですし、出来ることは変わらないので、パソコンの性能が低くて 2D でも、他の人と共にプレイは可能です。
(3Dを持っていても2Dを好む人は多いです)- ウルティマオンラインは他の オンラインRPG と比べると、最もパソコンの性能が低くてもプレイ可能なゲームです。
ノートパソコンでも十分プレイが可能であり、このプレイしやすさが、多くのユーザーに支持されている1つの要因にもなっています。- 3・インターネット接続環境
- 基本的には、インターネットの回線も速い方が良いです。
とは言え、UO はどんな環境でもプレイできる事が重要視されているため、ISDN などの遅い回線でもあまり問題ありません。
非常に古い、アナログモデムという回線でも十分プレイ可能なぐらいです。- ADSL や 光通信 などだと、楽勝でしょう。
まあ、いずれにせよ、高速ブロードバンドがやはりインターネットゲームには向いています。- 4・アカウント管理費とクレジットカード
- UOは「アカウント」と呼ばれるサーバー(ホストコンピューター)への登録を行わなくてはならず、その管理費に税込みで月々1,554 円かかります。
- 支払いは、クレジットカードと、「ゲームタイム」 というクーポン券で行えます。
クレジットカードには、UO特製クレジットカードというのも存在します。
詳細は右のページをご覧下さい。 http://www.jp.uo.com/uouc/- クレジットカードが使えない人は、ゲームタイムというクーポン券を購入しましょう。
これはUOの日本での販売・サポートを行っている EA Store というページで3ヶ月分単位で発注購入することができます。
また、一部のゲームショップやパソコンショップでも販売されています。
最近は デオデオ など大手電気店でも販売されているので、結構購入しやすいかもしれませんね。
詳しい販売情報は、下記のEA公式サイト内のページをご覧下さい。
UO公式サイト内の関連ページ
http://www.jp.uo.com/gametime.html
他に、インターネットショップの定番 Amazon でも販売されています。
こちらでは少し割引で販売されているので、ここで発注すれば少しお徳ですね!
ウルティマ ゲームタイム180 ウルティマ ゲームタイム90 ウルティマ ゲームタイム30
- 5・インストールとアカウント登録
- UOを買ったら、当然プレイ前にUOをインストールしなければなりません。
UOをインストールするには最低 1G の HDD容量が必要です。
ただ、実際にはそれプラス 500M ぐらいのHDD空き容量がないと、プレイに支障がでます。
UO:TD(第3の夜明け)で3D表示も行う場合、さらに 1.2G の空き容量必要です。- ゲームをインストールしたらアカウントの取得をしなければなりません。
付属のインストールガイドをよく読んで、間違えないように登録しましょう。
その際に必要なレジストレーションコードはCDケースの裏に表記されています。
このレジストレーションコードはCD毎に違い、かつ1つのコードで取得できるアカウントは1つですので、中古でUOを買ったり人から貰ったりしても、アカウントは取得できません。
注意して下さい。
アカウント取得の際に登録したパスワードは忘れると大変なことになります。 かならずどこかに控えておきましょう。- アカウントの取得が終わればもうゲームは出来ますが、始めてプレイする時はパッチと言われるゲームの修正追加ファイルをダウンロードするため、少し時間がかかります。
この待ち時間は2回目のプレイからはなくなります。
また、回線やサーバーの混雑の影響でアカウントがサーバー側に登録されるまで時間がかかる場合があります。
時には 1時間以上かかる場合もあるので、ゲームが出来ないときは、説明書でも読んで少し待ってから始めてみましょう。- 6・悪のプレイヤーと禁止行為について
- UOは、世界に自分だけしかプレイヤーがいないわけではありません。
そこには他のプレイヤーも多く存在しています。- 中には悪人も多くいて、平気で他のプレイヤーを殺したり、持ち物を奪ったりする者もいます。
彼らの行動により被害を受けることもあると思いますが、それはUOの一つのシステムでもあります。
それを教訓として悪人からの防御方法を学び、そして友好的なプレイヤーの援助を受けたりして、それもUOの一部であると認識し乗り切っていきましょう。
強くなれば、悪のプレイヤーに対し反撃することも出来るようになるはずです。
とは言え、悪のプレイヤーの行為から身を守られる Trammel という世界もあり、プレイヤーは最初はこちらからスタートします。
必要なければ、悪のプレイヤーのいる世界に行く必要はないので、Trammel でまったりのんびりでも OK ですね。^^;- ただ、たとえ悪の行為が許されていても、絶対にやってはいけない事があります。
それは、バグ、チート、ハラスメントなどの行為です。- バグとは、その名の通りゲームのバグを利用して通常出来ない様な行為を行うことであり、特にこれを利用して他のプレイヤーに迷惑や被害を与えることは厳罰となります。
- チートとは更に悪質なもので、プログラムデータの不正改造や、通常不可能な行為を可能にする外部ソフトを使用することです。
これは現実の犯罪行為ですから、当然絶対に禁止であり、最大の罰則を持って対処されます。- ハラスメントとは他のプレイヤーに対して卑猥な言葉や差別的発言、または過度な嫌がらせ行為を行う事で、あまりに悪質な場合はやはり厳罰に処せられます。
- 罰則には、Jail と呼ばれる牢獄に飛ばされたり、一定期間のプレイ権剥奪、さらにアカウント削除と呼ばれる完全なプレイ権利の削除などがあります。
常識の範囲で行動すればこういう事にはならないので、普通にプレイする限りあまり関係ありませんが、プレイする上で必ず覚えておきましょう。