侍 と 忍者 の故郷 「禅都」

2004年11月、「武刀の天地(UO:SE)」 と呼ばれるアップデートによって、
和風の世界 「徳之諸島」 と 新職業 「」 「忍者」 が UO に導入されました。

新たに 侍 と 忍者 を選んだキャラクターは、新プレイヤークエストの後、
この 「徳之諸島」 の世界にある街 「禅都」 から冒険が始まります。



こちらが新プレイヤークエストを終えた侍と忍者が
最初に降り立つ街 「禅都」 です。
まずは正門、「クエスト」 と書かれている辺りから
始まるので、町の中に入ってみましょう。

この街には各種の商店がそろっており、初心者でも
不自由のない品揃えがあります。

アイテムの保管や引き出しが出来る銀行は街の
中央部にある赤い屋根の場所です。
ヒーラー」 は死んだ時に復活する施設なので、
この2ヶ所の場所を覚えておいて下さい。

「各商店」 の場所には、「書写屋」 「細工屋」 などが
あり、侍や忍者の本はここで購入可能です。
地図にはありませんが、街の郊外には、プレイヤー
のお店も立ち並んでいます。
それぞれの施設について、ここで説明をしておきましょう。
=銀行=
UO で最も大切な施設、それがこの 「銀行」 です。
ここはアイテムやお金の保管と取り出しが可能な施設で、ここに預けておけば、もしもの時にも安全です。
ここで 「bank」 もしくは 「@バンク(@ばんく、銀行)」 と言えば、自分の金庫が開きますので、預けたいものを入れておきましょう。

アイテムは最大で 125 アイテム保管できます。
(まとまったものは1つとして数えます)
=ヒーラー= (さとり療養所)
ヒーラーとは治療院です。
あなたが死んで幽霊(ゴースト)になってしまった場合は、ここを訪れてください。
治療者がすぐに復活させてくれる事でしょう。

もしあなたが Young(初心者) であるなら、死んだら自動的にここに移動して復活するはずです。
また、Young の間は、ここで体力の回復も可能です。
包帯などもここで購入する事が出来ます。
=宿屋= (宿 みやび、居酒屋 さけさか)
宿屋は、ログアウト(ゲームの終了)を行う場所です。
酒場も宿屋と同じですが、禅都の街では宿屋と酒場は一緒になっており、1階が酒場、2階が宿屋です。
機能としてはどちらも変わりません。

ここでゲームを終了すれば、安全にキャラクターはゲームから離れます。 セーブは自動で行われます。
酒や食料を買うこともでき、禅都の酒場では緑茶葉を買うこともできます。
=雑貨屋= (禅都雑貨店)
雑貨屋では、本当に色々なものを売っています。
食料、袋、薬、矢など、一通りの者がそろっているので一度内容をチェックしておきましょう。
雑貨屋の店員は 「provisioner」 という職業名です。
店の中ではなく、外を散歩している場合も多いので注意して下さい。
=武器屋(鍛冶屋)= (鍛冶 ミブ)
この武器屋には、鍛冶場も併設されています。
鍛冶をしたい人は、ここにある 「炉」 と 「金どこ」 の前で行いましょう。
鉱石は街の郊外で採掘する事が出来ます。

もちろん、店員からは武器も購入できますが、プレイヤーから買った武器や、作った武器、クエストでもらった武器の方が強力でしょう。
=防具屋、弓屋= (いろは兵具店、かごめ弓具店)
禅都では、防具屋と弓屋は一緒の建物になっています。
弓の店では矢も買えるので、弓を使って戦いたい方は覚えておきましょう。
ただ、撃つたびに矢を消費する弓矢は、初心者にはあまりお勧めではありません。
防具は、もしなくなったら新たに買いたいところですが、とりあえず新プレイヤークエストでもらったもので大丈夫なはずです。
=厩舎= (厩舎 ゆめ)
厩舎では、馬などの騎乗動物を買ったり、ペットにした動物を預けたりする事ができます。
馬に乗ると移動速度が上がるので、お金が貯まったら購入したいところです。
ただし、もし自分が死んでしまうと、馬も一緒に命を落としてしまうかもしれません・・・
=宝石店= (良富宝飾店)
ここでは、モンスターを倒したりして手に入った宝石を売る事が出来ます。
宝石は結構高値で売れるので、もし集まったら宝石店に向かいましょう。
=魔法屋= (ささら秘薬店)
ここでは、魔法を使うのに必要なスペルブック(魔法書)や、魔法を使うのに必要な 「秘薬」、さらに各種の薬などが販売されています。
魔法は非常に便利ですが、修行は大変で、大量の秘薬も必要になるためお金もかかります。
しかし、忍者の場合は体力を回復させる手段に乏しいため、とりあえず簡単な回復の魔法ぐらいは覚えておいてもいいかもしれません。
薬はどの職業でも便利なものです。 特に、解毒薬は常備しておいた方がいいかもしれません。
=食堂= (食事処 こく)
ここでは各種の食料を売っています。
キャラクターは体力が自然回復する時におなかが空いていきます。
そのままだと体力の自然回復速度はどんどん減っていくため、ある程度お腹がすいたら、何か食べた方がいいでしょう。
禅都の食堂では、スシやミソスープなどの和風の食べ物も販売されています。
また、料理を学びたい人は、ここで調理道具を買い、修行をしましょう。
=各商店= (鹿苑館)
禅都の街の西にある大きな商店では、複数の商人がそれぞれ異なるものを売っています。
1階では細工屋(Tinker)が各種の道具や楽器を、建築家(archtect)が家の建築ツールや内装ツールを売っています。
2階では、地図屋(mapmaker)が地図を売っています。 これは、宝の地図を解読するためのスキルを身に付けるのに必要ですが、初心者のうちは考えなくても構わないでしょう。

また、同じ2階では書写家(scribe)が巻物や本を売っています。
この本には、忍者の本や、侍の本も含まれます!
もしあなたが新たに忍者や侍の技術を磨き、その技を使いたいのであれば、まずここで本を購入してください。
もちろん、街にいる忍者や侍の NPC から、技能を学ぶ事も忘れてはいけません。
=服・大工= (すてき手芸店)
禅都では、服などを売っている裁縫のお店と、家の家具などを売っている大工の店は一緒になっています。 新しい服を着替えたい時や、服の色を染め直したい時は、ここを訪れましょう。
服を染めるには、仕立て屋(Tailor)から Dyeing tub(染め桶)と Dyes (染料) を買って、染料を桶に使って色を決めた後、その桶を服に使います。
はさみを買っておけば、布を切って包帯を作る事も出来ます。
包帯を自分に使えば、治療のスキルで体力を回復させる事が出来ます。
革製品を売っている店員から、革の防具を売買することも出来るでしょう

2階は大工のお店になっていて、木工製品や家具、楽器などが購入できます。
もちろん、自分で大工や裁縫などの技能を学びたい時も、ここで道具や材料を買いましょう。
=訓練所=
宿屋の裏には、武術訓練用の人形が置いてあります。
これを武器を装備してボコボコ殴ると、その武器のスキルが上がっていきます。
まあ、人形相手に上がるスキル値は限られており、侍や忍者であるなら改めて訓練する必要はないと思いますが、もし新しい種類の武器を修行したくなったら、ここで少し練習した方がいいかもしれません。
弓の練習を行うための的も置いてあります。

さて、禅都の街を訪れて、一通り見て回ったら・・・ 「クエスト」 をやってみましょう!
「クエスト」 については 「新プレイヤークエスト」 ですでに体験していると思いますから、
進め方はわかると思います。
冒頭のマップで 「クエスト」 と書かれている場所に行くと、
Ansella Gryen(アンセリア・グライエン)」 という人がいます。
新プレイヤークエストが終わった時にも、禅都でこの人を訪ねるといいと紹介されていたはずです。

この人に近づくと 「おぞましき害蟲」 というクエストを依頼されますから、もちろん引き受けましょう!

ただし・・・ もしあなたが 「忍者」 でプレイを始めたのなら、
このクエストをやるのはまだお勧めできません!

忍者 は 侍 に比べると、戦闘力が大きく劣ります。
このクエストで戦う敵は、スタートしたばかりの忍者にとっては強敵過ぎるのです!
また、元々忍者という職業自体が、やや上級者向けです。

ですから、もしあなたが忍者であるのなら・・・ まずは 「ムーンゲート」 という移動ゲートを使い、
ヘイブン」 という街に向かって修行をする事をお勧めします。
ムーンゲートについては後述しますので、このクエストに関する部分は読み飛ばして下さい。

では、以下ではあなたが 「侍(サムライ)」 でスタートしたものとして話を進めます。

クエストを受けたら、まず大事なものやお金を銀行に預けておきましょう。
何かあって失ってしまったら大変ですからね。

武器や防具を装備したら、さっそく北の砂漠に向かいましょう!
包帯も携帯しておくのをお勧めします。
包帯は新プレイヤークエストでもらっているはずです。

場所は Ansella Gryen がいた場所からまっすぐ右上です。
道沿いに進んでいけばたどり着くので、迷う事はないでしょう。
マップにない建物があるかもしれませんが、それはプレイヤーの建てた家やお店です。
とりあえず、気にせずに進んで行きましょう!
砂漠にたどり着いたら・・・ さっそく害蟲退治です!
砂漠には左のような 「deathwatch beetle hatchling」 というモンスターがいるはずです。
向こうからおそいかかってくる事はありませんので、まずは落ち着いて戦闘準備をしましょう。
もちろん、ステータスバーなども忘れずに表示しておいて下さい。
準備が整ったら、戦闘モード(TABキー)に切り替えて、戦闘開始です!

ですが、初めて戦った時は、その強さに驚くかもしれません!
新プレイヤークエストで出てきた敵とは一緒に考えないで下さい!!
もし戦況がやばいようなら、すぐに逃げて離脱しましょう!

新参の侍がこの害蟲と互角に戦うには、侍の戦技 (アビリティー)をフル活用しなければなりません!
侍のアビリティーの使い方は、少し新プレイヤークエストでも少し説明されたと思いますが・・・
あまり詳しくは解説されなかったと思います。

初期の侍が活用できる侍の技は左の4つです。
ただし、カウンターアタックは相手の攻撃をブロック (受け流し)しなければ発生しません。
まだ相手の攻撃を受け流せる確率は低いので、とりあえず上の3つをメインに戦っていきましょう。
新プレイヤークエストで説明されたように、侍の本を開いて技の名前をダブルクリックすれば、技の準備に入れます。
しかし、戦いのたびに本を開くわけにも行きません。

本の技の名前をシングルクリックすると、その技のページが開かれます。
このページにはアイコンが描かれていて、これをダブルクリックすることでも技は使用できます。
そして、このアイコンはドラッグ(マウスのボタンを押しっぱなしで移動)させることで、画面の好きな場所に配置する事が出来ます。
技のアイコンは、この方法で使いやすい場所に置いておきましょう。

ただし、技を使うとマナ(MP)を消費します。
最初のうちはマナが少ないため、技をあまり連発することは出来ません。

マナは徐々に自然回復していきますが、使う場面には注意しましょう。

Honorable Execution(介錯)」 の技だけは、消費マナがないので何度でも使えます。
ただしこの技は、この技で敵にトドメを刺すと体力が回復する技ですが、
逆にこの技でトドメをさせなかった場合、しばらくの間防御力が激減してしまいます!
使うタイミングをうまく計って下さい。

基本的には、命中率を大幅に向上させる 「Lightning Strike(雷撃)」 で攻撃しましょう。
ダメージを多く受けたら、「Confidence(信念)」 で体力を回復します。
包帯を自分に使って、それで体力を回復させる事も出来ます。

手ごわい害蟲も、技を使いこなす事が出来れば敵ではありません。
さらに、戦闘によって各スキルが向上し、どんどん強くなっていく事でしょう。
さらに詳しい技の使い方と効果は、「総合戦闘道場」 のページを見てください。

害蟲を倒したら、その死体をダブルクリックすれば、戦利品を手に入れる事が出来ます。
戦利品のうち、巻物や薬は魔法屋で売る事が出来ます。
薬は自分で飲んでも構いませんが、薬は片手が空いていないと飲めません。
両手持ちや二刀流の武器を装備しているなら、まずはそれを外してください。
薬の効果は以下の通りです。

暗い場所を明るく見る事ができます。
体力の回復です。
毒消しです。 毒に犯された時はこれを飲んで下さい。
スタミナの回復です。 スタミナが減ると武器を振るのが遅くなります。
力(STR) と最大体力を一定時間、増加させます。
スタミナの最大値と DEX(器用) を一定時間、増加させます。
毒薬です! 飲んではいけません!
爆弾です! 使った後に指定した場所に投げれば爆発します!

deathwatch beetle hatchling」 を 10匹 倒せば、クエストは完了です。
Ansella Gryen の元に戻って報告し、ご褒美をもらいましょう!


クエストが終わった後は・・・ また害蟲退治で修行を続けても構いません。
砂漠を冒険してもいいでしょう。

でも、お勧めなのは、初心者の街 「ヘイブン」 に向かう事です。
特に忍者の場合は戦闘力が低いので、すぐにヘイブンに向かう事をお勧めします!

ムーンゲートは、禅都の街の北東(右上)にあります。
Ansella Gryen の場所から、まっすぐ東(右下)に向かった場所です。

このゲートに入ると、他のゲートの場所に瞬時に移動できます。
ゲートは各世界の様々な場所に点在しています。
ここに入ったら、左側のメニューから 「トランメル」 を選び、
右のメニューから 「ヘイブン」 を選んでください。

徳之諸島には、禅都のある 「誠島」 以外にも、「誉島」 や 「勇島」 などの場所があります。
しかし、徳之諸島の他の島にいるモンスターは強敵ばかりなので、
初心者が向かうとすぐに殺されてしまいかねません!

他の島には向かわず、まずは 「ヘイブン」 か 「ブリティン」 を目指すべきです。

初心者の街 「ヘイブン」 には初心者向けに各種の商店が立ち並んでおり、
初心者でも戦いやすいモンスターが多く、
初心者の案内をするために活動している 「コンパニオン」 の皆さんもいます。

ヘイブンの詳細については、「初心者の街 ヘイブン」 のコーナーをご覧下さい。



Back