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UO:R(ルネッサンス)まとめ-From GL旅の手帳
【DATA-UO:R(ルネッサンス)まとめ-From GL旅の手帳】
 残念ながら2002年2月20日に閉鎖されてしまった大手『UO』サイト「GL旅の手帳」に掲載されていた、UO:R(ルネッサンス)のまとめについて、JGNNの「アーカイブ保全プログラム」に基づいて保全が行われたものをここに掲載します(勿論、上記プログラムにもある通り、著作権者である「GL旅の手帳」管理人のBECKさんからの許諾は受けています)。リンク先については掲載時のままなので、現在では記事内容が変わっているもの、あるいはリンク自体が切れている場合があります。また、記事内容についても現状とは異なる場合もあります。
 特に写真・グラフィックデータが存在するページについて、制作時の意図を尊重するため、最低限のものを除き提供を受けたログそのままにしてありますので、「×」印など表示がされないものも多分にあります。ご了承下さい。(※同様の理由から、壁紙も「GL旅の手帳」に掲載されたものをそのまま利用しています)


UO:ルネサンスまとめ

■目次

はじめに
導入項目まとめ
補足情報

■はじめに

ウルティマオンライン・ルネッサンス”とは、現行のウルティマオンラインに様々な新仕様を導入し、大規模なアップグレードを施そうという試みのことです。簡単に言えば大規模なパッチ/パブリッシュであり、同じく大規模なアップグレードとして1998年に導入された”T2A”とは違い、既存プレイヤーのアップグレード作業に追加CDの購入が必要ない点が大きな特徴となっています。この計画が発表されたのは1999年9月であり、その当時は”6ヶ月計画”と呼ばれていました。 なお新規プレイヤー用には、ルネサンスの仕様を全て含んだUO(T2A含む)の新パッケージが発売されます。

新規プレイヤー用のパッケージは、北米では4/12(現地時間)に発売済みとなっています(日本語版の発売はまだ未定)。ルネサンスは一応導入済みですが、新世界への家の建築はまだ許可されていません。

■導入項目まとめ

大規模なアップグレードだけあり、導入項目は非常に数が多く複雑なものとなっています。よって、独自の観点からそれらをなるべく分かりやすく分類してみました。

1) 初心者への配慮

新規プレイヤーがより簡単にゲーム世界に馴染めるよう手助けする仕様です:
  • 新たなチュートリアルの導入
  • ゲーム内サポート体制の強化
  • 初心者専用の町Havenの導入

2) プレイスタイルの棲み分け

プレイヤー同士のプレイスタイルの違い、特にPKやPvPに対する考え方の違いは、今まで幾度も議論の種となってきました。この仕様は、地域的にプレイスタイルを分けることで、そういった問題を一気に解消しようとするものです:
  • プレイヤー間の交流について

3) プレイの改良

対プレイヤー戦はより多様な戦略で、かつ目的を持って戦えるよう、対モンスター戦はより取り組み甲斐があり、かつ他プレイヤーとの協力がスムーズに行えるよう、それぞれ改良されます。その他にも、ゲームをより快適に楽しめるよう、様々な改良が施されます:
  • 対プレイヤー戦(PvP、War)の改良
    • Mind Blast
    • 戦闘の拡張
    • 党派システム

  • 対モンスター戦の改良
    • モンスターAIの変更
    • パーティーシステム
    • Trammelでのモンスタールート

  • その他
    • 新たなインターフェイス
    • Cureポーション
    • スキルマネージメント

4) 土地問題の解消

UO最大の懸案事項であった、宅地不足を解消するための仕様です:
  • 1アカウント1サーバ1ハウス
  • 土地の拡張
  • Moonstone
  • 新デザインの家
  • 家からのBan
  • Trammel建築スケジュール

■補足情報

ほとんどの情報は、CoB DevのOSI関係者の発言から引用しています。公式になされたものでない限り、発言と現在のTCの仕様とは食い違う場合がありますし、それが決定事項であるとは限らないことに注意して下さい。

4/29------------------------------------------

  • メアのブロックについては解決法がないため、現時点では何も予定されていない(Calandryll)
  • ギルドの同盟機能についても今は予定なし(Calandryll)
  • NPCショップのチェストから未だにSteal出来ない問題については、現在調査中(Calandryll)
  • Healingの成功率についても調査中(Calandryll)
  • 攻撃者/犯罪者フラグが立っているとゲートがキャストできない問題についても調査中(Calandryll)
  • 土エレ以外のエレメンタル系の持ち物が誰にでもルート可能という問題は修正予定(Calandryll)
  • Trammelで家を見つけたら、座標を知らせてください:calandryll@uo.com(Calandryll)
4/16------------------------------------------
  • Trammelでも雇われていないNPCやNPCショップからは物を盗むことができるが、これは私の知る限りバグではない(Calandryll)
4/15------------------------------------------
  • 党派システムはルネサンスが全サーバに導入されてから数週間以内の導入の予定(Calandryll )
4/13------------------------------------------
  • 共同所有者は1アカウント1サーバ1ハウスの影響を受けない(Calandryll )
  • 家建築ルール(1アカウント1サーバ1ハウス)の適用はパブリッシュと同時に行われる(Calandryll )
4/12------------------------------------------
  • 家の建築ルールは両方の世界で同じ(公式FAQ)
  • 同じギルドメンバーならば、他人の作ったMoonstoneゲートでも使える(公式FAQ)
  • 党派を脱会しても、完全に辞められるまでには7日待たねばならない。この間、敵党派は依然としてあなたを攻撃できるが、あなたはもう町の印章にアクセスすることはできない(公式FAQ)
  • 幽霊の状態でも、パーティーメンバーにあなたの死体のルート権を与えることが出来る(公式FAQ)
  • ルネサンス導入以前の毒武器でも、ルネサンス以後に使えば腐食する(公式FAQ)
  • モンスターの一部は、自分と同等か或いはそれ以下のレベルの毒に対して耐性を持つようになる(公式FAQ)
  • Orc等社会的な一部のモンスターは、仲間の救援要請に応じて駆けつけるようになる(公式FAQ)
  • T2A以前のバージョンのUOでプレイしていても、ルネサンスの機能や新世界を利用することが可能。但し、いわゆる新大陸へは入ることができない。でも心配御無用!T2Aへのアップグレードに関しては、uobilling@uo.comまでお問い合わせを(公式FAQ)
  • Eleのルートをどうするかはまだ検討中(Elemental系モンスターの一部は死体を残さないため、ルート権とのからみで問題が生じる)。おそらく死体のようなものを残すことになりそうだ。(Calandryll)
  • Keep専用の建築段階は、現時点では特に設けられない予定(Calandryll )
  • パブリッシュの(あるいは家建築第一段階開始の)少なくとも24時間前には告知を行う(Calandryll )
4/11------------------------------------------
  • NPCは特殊攻撃はしない(Calandryll)
4/10------------------------------------------
  • Chaos/Orderシステムは党派システムの一部となり、より壮大なものとなって存続することになる(Runesabre)
  • Test Factionsは少数のテスターとQAチームによる党派システムのテストに使用されるものであり、通常のテストサーバのようなステータス設定機能やプレゼントは無い(Runesabre)
  • 同じ党派の仲間は殺せなくなる(Runesabre)
  • Hidingしているにもかかわらずモンスターの攻撃を受ける問題は修正された(Runesabre)
  • 女性用プレートアーマーのARは30になる(Runesabre)
4/7------------------------------------------
  • ペットは主人の後をついてムーンストーンのゲートを通り抜けることができる。特別な操作は必要ない(Calandryll)
  • Wallスペルも動的オブジェクトと見なされ、建築場所をブロックすることは出来ないはずだが、チェックしてみる(Calandryll)
4/6------------------------------------------
  • 建築の段階分けはTrammelのみ。建築場所のブロック防止は両方の世界に導入(Calandryll)
  • 動物/人間の死体も”動的”オブジェクトであり、建築場所をブロックしない(Calandryll)
  • Lumberjackingのボーナスはモンスターにも有効(Calandryll)
  • 家建築において、プレイヤータウンへの優遇措置はない。家の建築は、全ての人にとって平等に行われるべき(Calandryll)
  • Provocationは難易度ベースではない(Calandryll)
4/5------------------------------------------
  • 判定コードがただしく機能していると確信できるまで、Improperな家への制限は導入されない(Calandryll)
  • SOSの出現率が引き下げられるのは、アンチマクロコード導入後のスキル上昇率の低下を修正する副作用である。深海での釣りの難易度を上げることで上昇率を高めるため、結果としてSOSの出現率は低下する(Calandryll)
4/4------------------------------------------
  • 次回パブリッシュでSOSの釣れる確率は引き下げられる(Calandryll)
  • 盾の種類に関わらず、parry の成功確率等はマジックのボーナスも含めた盾のARで決まる。この場合の盾のARというのはベースARの事だと思うが、今後チェックしてみる(Calandryll)
  • 毒武器の腐食は、それで誰かを攻撃して毒を入れない限り始まらない(Calandryll)
  • マジックの盾は、ARが上がるのでマジックなしの同じ盾よりParry確率が下がり吸収ダメージが増える。protection の盾も、普通のものより吸収ダメージ量が上がる(Calandryll)
  • TCで新デザインの家の判定が全て”improperly ”になってしまう問題は、現在調査中(Calandryll)
  • 新デザインの家は、新世界のオープンと同時に導入(Calandryll)
4/1------------------------------------------
  • Trammelではいわゆるテキサス法は適用されず、家への侵入者にも攻撃できない(Calandryll)
  • 新デザインの家屋は、UO:Rパッチ(パブリッシュ)と同時に導入(Calandryll)
  • 新デザイン家屋のロックダウン数、価格などについては、まだプレイヤーからの意見を元に検討中。今後変更される可能性も(Calandryll)
3/31------------------------------------------
  • 新デザインの家のポーチにはアイテムをロックダウン可能(Calandryll)
  • 家のデザインについては、まだ改良の余地あり(Calandryll)
  • 船に関しては、現時点では何の計画も無い(Calandryll)
  • 旧来の家の新デザイン家屋へのアップグレードについては、現時点では何の計画も無い(Calandryll)
  • small tower と一番小さい2つのタイプについては、SHと面積は同じ(後で、small towerはもう少し大き目と、訂正コメントが出た)(Calandryll)
  • 新デザインの家のうち、いくつかは建築スケジュールの第2段階で建築可能となり、小さいものは第3段階で建築可能となる(どれがどの段階になるかは、まだ不明)(Calandryll)
3/30------------------------------------------
  • Archprotectionと他の防御魔法とは併用可能(Calandryll)
  • RAは規定のダメージ量を吸収し終えない限り、時間が経ってもはずれない(Calandryll)
  • 新しい家のデザインの中に城は含まれていない(Calandryll)
3/29------------------------------------------
  • Moonstoneはダンジョン内でも使用可能(Calandryll)
  • RAはダメージのみ反射し、特殊攻撃は反射しない(Calandryll )
  • provokeでは、扇動によってダメージを与えられている方のモンスターに対し、ルート権が発生する。よって、orcを扇動してharpyを攻撃させた場合、Bardに与えられるのはharpyのルート権である(Calandryll)
3/28------------------------------------------
  • オークションシステムはUO:Rには含まれない(Calandryll)
  • Protectionは変更されるが、Arch protection は変更されない。Arch protection は今まで通り機能し、詠唱の中断率には影響しない(Calandryll )
  • Arch protectionがかかっていても、その他の防御魔法を重ねてかけることが可能(Calandryll)
  • Arch protectionは防御魔法の制限タイマーをスタートさせない(Sage)
  • protectionかRAが既にかけられているときreflectのアイテムを装備しても、reflectは発動しない(Calandryll)
  • proper/improperの判定不具合は、UO:R前に修正される予定(Calandryll)
3/25------------------------------------------
  • 新世界オープン後最初の2,3日はcastleと keepのみ。その後1週間程度は大きな家とtower。その後他の家が建てられるようになる( Calandryll )
  • HavenではRecallやGate、船での出入りはできなくなる( Calandryll )
  • Havenには家は建てられず、”Young”属性を失ったらもうHavenには戻れなくなる(Calandryll)
3/24------------------------------------------
  • Qstaffから全てのMace系ボーナス(crushing blow、鎧とスタミナへのダメージ)を取り除いた(Runesabre)
  • 現TCのHeater shield のParry % は42% だが、今後54%まで引き上げる予定。一番小さい盾のParry %は86% だが、Parry に成功しても減少するダメージは7ポイント程度である。一方、HeaterではParry %は54% になるが、Parry に成功した場合23ポイント程度ダメージが軽減する。この例はParryがGMの場合(Runesabre)
  • TrammelのOclloは初心者用の町Havenになる(Calandryll)
3/23------------------------------------------
  • 盾のACが高いほど攻撃をブロックできる確率は減るが、ブロック量は増える。逆にACの低い小さな盾ではブロックの回数は増えるが、ブロック量は少ない(CoB:Runesabre)
  • Archeryは他の武器に比べ攻撃の精度が25%上昇する(CoB:Runesabre)
  • concussion blow はモンスターにも有効(CoB:Calandryll)
  • Parry は直接攻撃のみブロックし、魔法はブロックしない(CoB:Runesabre )
3/22------------------------------------------
  • ペットや雇ったNPCも、Moonstoneのゲートを通り抜けられるようになるだろう(CoB:Calandryll)
  • 新世界の家の建築ルールは、新世界がオープンする前に発表される。現時点ではまだ明らかに出来ない(CoB:Calandryll)
3/21------------------------------------------
  • Oil Clothの作成にはtailoring スキルが60必要。スキルレベルによりチャージ数が変化する(Test Center Message Board:SRC Swords)
  • モンスターのルート権が誰に行くかは、最後の一撃を加えたかどうかで判定されるものではない。現在詳細を執筆中(CoB:Calandryll)
  • TC3は、不具合究明のためのコードがいくつか導入されている点でTCとは違う(CoB:Calandryll)
3/7------------------------------------------
  • Monestoneのゲートは一方通行。同じゲートを使って元の世界に戻ることは出来ない。
  • Trammel世界のT2A大陸にも家は建てられない。
  • 月齢によりMoonstone等の色が変わるのには、特に意味はない。
  • Moontoneによるゲートを使って町の印章(Sigil)をTrammel世界に持ち出すことは出来ない。
  • Trammel世界の宝の地図はTrammel世界でしか機能しない。(逆も同じ)
  • Trammel 世界のコミュニケーションクリスタルとFelucca 世界のコミュニケーションクリスタルとで交信可能。
  • Trammel 世界のためには、現世界のものとは別に専用のハードウェアが用意される。よって、マップが2倍になるからと言ってラグが酷くなるようなことはない。
  • Moonstoneのゲートはディスペル出来ない。
  • Trammel におけるOreのスポーン箇所は、Felucca と同じにはならない。
  • MoonstoneはT2A大陸でも使用可能。
  • 党派に所属していても、Trammel世界に行くことは出来る。
  • Chaos/Order 戦争がどうなるかに関しては、まだ未定。
  • Trammel世界の都市の位置はFelucca 世界と同じ。
  • 長期カウンターのせいで赤ネームになっている人は、長期カウンターの廃止に伴い青ネームに戻る。
  • MoonstoneはHeadlessからLichまで幅広いモンスターから得られる。
  • Trammel 世界でMarkされたRuneは、Felucca 世界でMarkされたRuneとは違う見かけになる。
  • Felucca 世界では戦闘中でもStealが可能であり、殺人カウントがあっても泥棒ギルドに入ることが出来る。
  • 町を獲得すると、党派のリーダー達は町の衛兵とNPCショップをある程度コントロールできるようになる。
  • 承認エリア(Trammel 世界)では、灰ネームになるような行為は許されない。
  • 承認エリア(Trammel 世界)では、BS/EV/ペットは、無実のプレイヤーを攻撃しない。
  • フィールド系、広範囲に害を及ぼす系統の魔法は、無実のプレイヤーに影響を与えない。
3/6以前------------------------------------------
  • Feluccaへ行くときにはFelucca Moonstoneが必要。Trammelへ行くにはTrammel Moonstoneが必要。ちなみに、Feluccaで採れるMoonstoneはTrammel Moonstoneのみであり、反対にTrammelで採れるMoonstoneはFelucca Moonstoneのみである。
  • ゲート場所がブロックされているかどうかの判定には30秒かかる。つまり、ゲートが開こうが開くまいが、とにかくMoonstoneを地面に置いたら30秒待たねばならない。
  • それぞれの世界でMarkしたRuneは、それをMarkした世界でしか働かない。
  • Moonstoneは使い捨て。つまり、使用は1回限り。
  • SPにはTrammel世界は導入されない。つまりFeluccaのみ存在することになる。
  • bank boxは両世界で使用可能。
  • Trammel世界(承認エリア)の都市は党派による占拠はできないが、将来的には違った意味で支配できるようになるかも知れない。
  • T2A新大陸はFelucca/Trammelの両世界にそれぞれ存在。
  • Feluccaのスクリーンショットはまさしく現世界のなれの果てであり、スクリーンショットの掲載間違いではない。
  • Trammel世界にもFelucca世界と同じ位置に都市が存在する。名称が一緒かどうかはまだ不明。
  • Trammel世界の旧大陸、T2A新大陸にも、ダンジョンは存在する。
  • 新キャラは、おそらくスタートする世界を選べるようになるだろう(訳注:UO:R導入初期には新キャラは一律Trammelからスタートになるが、その後選択可能にしていくとの発言あり)。
  • Moonstoneがスタック出来ないのは、色が変化するからではない。
  • Moonstoneはパーティーシステム向けに開発されています(訳注:つまり、ギルド仲間は同じゲートを使用できない。同じゲートを使用できるのはパーティー仲間同士の場合のみ)。ギルドの場合、ギルドメンバー同士でパーティーを組めば、同じゲートを使用できるようになります。
  • 承認PvPエリアでは、ペットがEVなどをけしかけられた場合でも、そのオーナーが戦いを仕掛けられて当然の立場にないとき(ギルド戦争に参加していないなど)には、ペットはダメージを受けない。
  • Felucca の景観は”秋”をイメージしたものとなる。新しいスクリーンショットは、今週末にアップ予定。(訳注:結局オプションで景観を変えられるようにしただけで、秋らしくはなりませんでした)



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