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2008年05月04日
食べきれる量を計算しよう
2008年05月04日 15:28 | 知っ得情報
株主優待の一般論の一つに「使える優待を選ぼう」というのがある。いくら現金相当額が高額な割引券でも、自分の近所に店が無かったり、自分が使えない優待(例えば自分が男性なのに女性用化粧品セットとか)をもらっても意味が無い。知人に配ったりオークションで売るという手もあるが、それでは何のために優待を確保したのか分からない。
お米やお米券の場合、幸いにも使えないということはほとんど想定できない(米アレルギーの人も中にはいるだろうが……)。特にお米券の場合、金券に近い使い方が出来るので、柔軟性が高い。
ただしお米の現物の場合には注意が必要。【農林水産省のデータ】によると、一般消費家庭における一人当たりの一か月のお米消費量は5キロ弱。単純計算すれば年間60キロということになる。4人家族ならこの4倍で240キロ。お米の優待銘柄を取り揃えるのは良いが、「一人当たり年間60キロ」をベースに計算していかないと、株主優待で得た米による「米余り現象」が発生しかねない。保存しておいてもしばらくは持つが、味が落ちてしまうのは否めない。もし「株主優待のお米だけで主食をまかなうんだ」と考えている人は、食べきれる量のお米が手に入るよう、調整を忘れずに。
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