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2008年05月05日
お米に沸く虫対策
2008年05月05日 15:04 | 知っ得情報
お米を長期保存していると、どうしても虫がわいてくる。一番よく見受けられるのが、3ミリほどの大きさのゴマ粒のような「コクゾウムシ」。他に赤褐色のコクヌストモドキやノコギリヒラタムシなどもいる。
これらの虫は精米の過程でほとんど卵が取り除かれ、昔ほどは見かけなくなった。しかし貯蔵時や輸送時に紛れ込み、保存容器に卵がたまってふ化してしまうことがある。これを防ぐにはこまめに容器を掃除することや、お米は貯めずに早く消費することなどが挙げられる。
また、これらの虫も生き物だから呼吸できなければ生きていけない。「お米の保存法」で触れたようにしっかりと密閉をし、空気を遮断すれば彼らも生存の道を絶たれてしまう。
お米屋さんやスーパーなどのお米コーナーでは「虫除け」と称していくつかの置き薬が販売されている。また昔からの言い伝えとして、赤トウガラシやわさびなどを袋に入れ、それ米びつに入れておくと彼らを寄せ付けないとの話も聞く。それぞれそれなりに効果はあるようだが、劇的な改善には結びつかないようだ(経験談)。
なお上記の虫たちについてもっと詳しく知りたい人は【食糧総合研究所の貯穀害虫・天敵図鑑】をご参照いただきたい。
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