2008年05月05日
お米の保存、炊飯アイテム
お米を保存する容器やお米を炊いてご飯を作る炊飯器などは、世の中に山ほど見つけることができる。炊飯器もサイズの大きいものから小さいもの、お米を炊くだけでなく、おかゆをはじめとしたさまざまなお米料理を作れるものまで多種多様。
お米に沸く虫対策
お米を長期保存していると、どうしても虫がわいてくる。一番よく見受けられるのが、3ミリほどの大きさのゴマ粒のような「コクゾウムシ」。他に赤褐色のコクヌストモドキやノコギリヒラタムシなどもいる。
お米の保存法
お米とて生きている。保存状態が悪いとすぐに質が落ちてしまい、美味しいご飯を食べられなくなる。お米そのものが送られてきたら、出来るだけ袋からだし、専用の入れ物(米びつやフタのある容器など)に移すように。米袋には呼吸用の空気穴が開いているので、どうしても質が劣化してしまうのだ。
お米のカロリーは?
精白米を炊いてご飯にした場合、お茶碗一杯分(150グラム)の熱量は約250キロカロリー。これは6枚切りの食パン1枚分に相当する。カロリーだけを見れば、ご飯とパンはよい勝負になる(五訂日本食品表示成分表参照)。
お米の賞味期限
お米も野菜同様に呼吸をして生きている。食器などのように放置しておけばずっと長持ちするわけではない。お米の賞味期限(おいしくいただける期限)は1か月から2か月が目安とされている。
お米と日本人
歴史で習った人も多いだろうが、元々日本人にとってお米は外来種で、縄文時代に中国などから九州に伝わり、次第に耕作地域が東進していった。作物としてのお米は弥生時代には水田耕作としてほぼ定着し、生産性の高さもあわせ日本人の食生活には欠かせない主食としての地位を獲得した。逆にお米の生産性の高さが(狩猟のために居住地域を移転しなくても済むため)、日本人の定住性を確立したともいえる。また、畑作と違い連作(毎年同じ場所に同じ植物を育てる事)が出来るのも、お米の特徴のひとつ。
お米券が使える店
最近ではお米そのものがお米屋さん以外にスーパーや百貨店、ディスカウントストアにドラッグストア、ホームセンターなど多様にわたるようになった。それと同時にお米券が使える店も増えてきた。
お米券とお米の引き換えの差額について
お米券は原則的に有価証券扱いをされるので、1枚あたり440円分の「金券」として利用できる。購入物品の価格とお米券の総額が同じ場合はそのまま購入できるし、足りない分は差額を現金で支払えばよい。
お米券の販売価格・利用価格
お米券の販売価格は1枚500円。何らかの事情でお米券を入手する場合には500円で1枚買えることになる。一方株主優待で手に入れたお米券は、440円分のお米と引き換えが出来る。お米券には「1キロ」という表記があるが「どんなブランドでも1キロと引き換え」というわけではない。分かりやすくするための表記なのでお間違えなく。
お米券について
お米券とは実物のお米を贈る際の手間が省けるよう、あるいは必要な時にいつでも好みの銘柄の米と交換できるようにと考えられた、有価証券の一種。【全国米穀販売事業共済協同組合】が統括している。
2008年05月04日
購入タイミングを考える
半永久的にその銘柄を保有し、お米やお米券を定期的に受け取りたいのなから、いつ購入しても問題は無い。しかし「できれば高値づかみはしたくない」「安値で手に入るのならその方がありがたみが増す」と考える人もいるだろう。そこで、お米やお米券をはじめとした優待銘柄の購入タイミングに関する考察をいくつか。
株主優待本をチェック
お米やお米券も含め、株主優待を取り扱った本は数多く出版されている。優待の記事を見ているだけで、切手やコインのカタログを見ているかのような楽しさ、ウィンドウショッピングの時のようなわくわく感を得られるものだ。出版社の立場で考えても、毎年新しい優待情報が各社から寄せられ、廃止・新設などもあり内容が挿し変わるので、「毎年新しいネタで冊子がシリーズ化できる」というメリット(?)もある。
米相場とローソク足の由来
株価など相場の変動を表すのに今ではもっとも主流な手法として知られている「ローソク足」。世間一般には江戸時代に出羽国の本間宗久(江戸時代の相場師で、酒田五法を考案。テクニカル分析の先駆者のひとり)が考案し、大阪の堂島にある米市場の取引で使われたとする説が有望。
食べきれる量を計算しよう
株主優待の一般論の一つに「使える優待を選ぼう」というのがある。いくら現金相当額が高額な割引券でも、自分の近所に店が無かったり、自分が使えない優待(例えば自分が男性なのに女性用化粧品セットとか)をもらっても意味が無い。知人に配ったりオークションで売るという手もあるが、それでは何のために優待を確保したのか分からない。
両建てをすれば優待タダ取り!?
昔から語られていた優待がらみの「裏技」として、クロス取引(両建て)がある。信用買いでは株主優待はもらえないのはすでに別所で述べた通りだが、「ならば現物で対象の株式を買い、同時に信用売りをしてしまえばいい」というもの。現物で優待確保の権利を確定したら、翌日「信用の売りを現物の買いで現渡しし、相殺する。そうすれば理論上は株主優待だけタダ取りできる」という考え方だ。
優先株式と普通株式
現状では上場・売買可能なものは【伊藤園第1種優先株式(25935)】のみだが、今後増える可能性があるということで事例として紹介。この優先株は伊藤園が2007年に発行したもので、原則的に議決権はないが配当などの面で優遇措置を受けられるというもの。この優先株の場合、普通株の配当の25%増しの配当を受け取れる。
ミニ株やS株で株主優待はもらえるのか
「株主優待が欲しいから株取引をはじめたけど」という初心者の人がよく質問してくるのが、ミニ株やS株(単元未満株)などで株主優待がもらえるのかどうか。「株主ならば優待がもらえる」という話しか聞いていないので誤解されやすいわけだ。
別証券口座で優待銘柄を持てば口座分だけ優待を手に入れられる?
よく話題に登るのが「別々の証券口座で確固優待銘柄を購入すれば、別々に扱われて優待もそれぞれもらえるのでは」という話。結論からいえば残念ながらそれは出来ない。口座開設者=購入者が同一人物の名義であれば、名寄せされ、合計株数が保有株として計算される。もちろん他人を語って口座を複数つくり、別々に購入して云々というのは口座開設時の規約上も法律上もアウト。
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株式保有数が増えればお米の量も増える?
「100株で3キロのお米がもらえれるのなら200株なら6キロかな……」と思うのが人の常。しかし実際にはそのような制度を導入しているのはごく少数。多くの場合は企業側が株数ごとの区分を行い、その区分内で増減が行われる。
優待の贈られ方
優待そのものの贈られ方は物による。お米券の場合は多くが株主総会の決議報告書や案内書に同封されてくるが、中にはそれらの事務書類とは別に単独で郵送されてくる場合もある。総会関係書類には目を通さずに捨ててしまう人もいると耳にするが、一緒に優待券を捨ててしまっては悲劇以外の何ものでもない。あるいは「書類にもしっかりと目を通して下さい」との思惑から、総会関連資料に優待を同封するのかもしれない。
*「1日株主」でも優待はもらえるのか&PTS取引について : 2008年05月04日 14:59