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皇帝 Golmor　chapter.1

四将軍の胎動

'98/12〜'99/6

'98/12月から'99/7月 の間、皇帝 Golmor とその配下の四将軍による
長期の連続イベントが展開されました。

ここでは、そのイベントのストーリーを追って紹介します。

１、Osbourne トリンシック侵攻　（'98/12/11）

'98/12/11未明、Trinsic の北に多数の Orc が陣取っているという報告を受けたTrinsic 騎士団は、隊長「Ken」 の率いる部隊を討伐に向かわせた。 しかしそれはただの Orc の集団ではなく、「Osbourne」という魔導師の率いる大規模な軍隊だった。 討伐に向かった騎士団からの連絡は途絶え、翌日、Orc 軍による Trinsic への攻撃が始まる。

集まった戦士達による Orc との激しい戦闘が行われている中、隊長の Ken が命からがらTrinsic に帰還、事の次第を冒険者に伝えようとする。 しかし、Ken は多数の戦士達の見守る中、　Osbourne の遠隔魔法の雷により命を落とす。 だが彼の持っていた日誌から戦士達はOsbourne と彼の建てた塔の存在を知り、その塔のある Trinsic 北の沼地へ向かった。

（戦いの後に残された、騎士団長 Ken の日誌）

戦士達は Osbourne と結託した Orc の軍勢を撃破しつつ、沼地の塔への侵入に成功、最上階にいた Osbourne を激しい戦闘の末に撃破する。 こうして、Trinsic は悪の魔導師の侵攻から救われたのだった。

しかし、これが大いなる災いの前触れになろうとは、まだこの時、誰も予想してはいなかった･･･

２、魔導師達の襲来　（'99/4/16）

Trinsic の襲撃から長い月日がたち、Osbourne の名が人々の記憶から消えようとしていたある日、突如 Evilmage の集団が凶悪なモンスターを召還し Britannia の各地を襲撃した。

その攻撃は小規模な物であったが、中には魔法によって強化されたモンスターもいた。 だが、人々を不気味がらせたのはモンスターではなく、Evilmage が去り際に言った次の言葉だった。 「我等は復讐の為に、必ず戻ってくるであろう！」 そのまま何人かの Evilmage は冒険者達の追撃を振り切り、何処かへと姿を消した。

そしてそれから数日後、Venessa なる者が Evilmage を引き連れて邪悪なモンスターを召還していたと言う話が広まる。 その話を最初に伝えた者の消息は、その後不明である･･･

３、鬼神　Venessa （'99/5/26）

その襲撃は突然起こった。 異形の女戦士 Venessa が Britannia の街中に突如現れ、街を襲い始めたのだ！

配下の兵と共に真っ赤な怪鳥や血の精霊を暴れさせ、街を攻撃する。 多くの冒険者や戦士が街を守るために戦ったが、Venessa 本人は魔術による結界によって守られており、その体を傷つける事はできなかった。 だが、「Ken.Jr」と名乗る者によってその結界を張っている魔導師が別に潜んでいる事が報告される。

街に潜む結界の魔導師「Erol」を倒した冒険者達はすぐに Venessa の元へと向かう！ Venessa は脅威的な力で次々と襲いかかる戦士をなぎ倒し、さらに赤い怪鳥や血の精霊を召還して集まった冒険者達を苦しめたが、勇者たちの勇敢なる戦いの前に、ついに力尽きて倒れた。 その懐からは、「Memoirs of Osbourne」と書かれた一冊の書物が発見される。

その書物には Osbourne との回顧録と共に次の文章が記されていた。 「Memoirs of Osbourne」 ついにOsbourneの無念を晴らす時が来た。彼が非業の最期を遂げた日より再三雪辱の機会をお願いしていたが、漸く陛下から許しを頂き、私の軍に加え陛下直属のHarpyをお借りする事ができた。あの真紅の怪鳥を倒せる者などあの弱虫共の中にいるわけがない。 唯一の気がかりはOsbourneが葬った多くの愚者たちの一人、Kenに関わる者が我々の妨害を企てているらしい事だ。まあ万一私が敗れるにしろ、陛下のお力でOsbourneと再会を果たす事ができるだろうし、後にはあの双子が控えている… この時、始めて「陛下」とという名の存在を人々は知る事になる。

４、双子の将軍 （'99/6/24）

Venessa の持っていた書物により予期されていた「双子の将軍」なる者の襲撃。 それは Venessa の死から１ヶ月が経ったある日、ついに行われた！ 最初に異常を発見した Borcden の報告により、冒険者達は Despise へと向かう。

だが、すでに Despise は魔術により作られた強力な力を持つ合成モンスター「Clay gargoyle」と「Clay troll」に率いられたモンスターによって占拠されていた。 しかし冒険者達との激しい戦いの末、Clay monster は倒され、Despise の将軍側モンスターは壊滅する。 彼等によって守られていた宝の中から、冒険者は何者かによって書かれた双子の将軍に関するメモを見つける。

「Jordan は比類ない剣士だ。いかなる戦士も彼を傷つける事はできないだろう」 「Meyer は比類ない魔法の使い手だ。いかなる魔法も彼を傷つける事はできない」 しかし Despise が開放されたその頃、 Wrong でも双子の将軍による攻撃が行われていた。　こちらは冒険者達の善戦も空しく将軍により制圧されてしまう。 だが、捜索を続けていた Roland によって Wrong の将軍の陣取る部屋へのテレポーターがカオス神殿にある事が判明する。 テレポーターを起動させるキーワードをダンジョンをうろつく将軍の配下から聞き出した勇者達は、ついに将軍の部屋へと向かう。 キーワードは 「Hail Golmor」 !

ところが･･･　移動した先は将軍の部屋ではなかった！ 扉の前に立ち塞がる古代竜「ancient wyrm」そしてどこからともなく声が響く。 「死を賭して忠誠を示せ！」 勇者達と巨大な竜の死闘が繰り広げられる。 激闘と犠牲の末、竜は倒れ扉は開かれた。 生残った者達は将軍の部屋への扉をくぐる。

ついに現れた双子の将軍「Jordan & Meyer」 青い鹿マスクと赤い熊マスクを被り、圧倒的な強さで戦士達を次々と葬り去る。 だが、勇者達も多大な犠牲を払いつつ、ひるむ事なく将軍に挑みつづける。

そして長い死闘の末･･･　ついに双子の将軍はその場に倒れた。 比類なき力を持つ魔導師と剣士も倒れ、四将軍はここに全滅する。 しかし、人々はまだこの災厄が終わっていない事を知っていた。 「Hail Golmor」の言葉で称えられる「陛下」と呼ばれる存在が、Britannia に新たな災いをもたらすであろう事を、誰もが予感していた･･･

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このページのイベント展開、画像は Asuka サーバーのものです。
画像の一部は下記の方々から頂きました。どうもありがとうございます。
Crowley 様（SoZ）、Ripper 様（GHP）