Siege Perilous の ゲームルール

かつて Abyss としてテストされていたバトル用のサーバーを元に、
新たに上級者用サーバーとして新設された特殊シャード
それが
Siege Perilous です。

このサーバーは完全な上級者向けとして、ルールが大幅に変わっています。
以下にルールを表記しておきますのでプレイする方は参考にして下さい。

赤ネームへのスキルペナルティーがない殺人自由のサーバーですが、
物資補充の困難なこのサーバーではプレイヤー同士の取り引きや
コミュニケーション、ギルドでの助け合いも非常に重要となります。

サーバー運営状態
場所 アメリカ東部サーバー
基本言語は英語
日本語によるGMサポートは不可
時間形態 定期メンテナンスダウンは日本時間PM 7:00〜9:00
バーストタイムのリセットは PM 2:00
(サマータイムにより時間帯が変わります)
(4月〜10月は上記より1時間早くなります)


このシャードのルール詳細は以下の通りです。

(茶色で表記している内容はこちらで補足追加したものです。)

=キャラクター作成=
キャラクターは1アカウントに1人だけです。
そのため、様々な職人系スキルを試したりすることはできません。

高度なスキルを持つ職人は貴重な存在となるでしょう。

また、ギルドやパーティープレイなどはさらに重要視されると思われます。
上級者シャードという扱いのため、Young ではキャラクターを作れません。
ヤングアカウントでこのシャードにキャラクターを作成するには、通常シャードにおいて Young 属性を解除する必要があります。

=NPCについて=
NPCの商人はアイテムを買い取ってくれません。
戦闘で得たアイテムはもちろん、仕事で生産した物も売る事ができません。
資金の入手方法は通常よりも限られています。
ただし、住宅の権利書は購入価格で引き取ってもらえます。
NPCに対する支払い(物品の購入、厩舎の預託料、ギルド加入費用、住宅の権利証、船の権利証などすべて)が通常シャードの3倍になります.
ただし、ヘアスタイリストの料金だけは通常シャードと同価格です。
価格の変動の仕組みは通常シャードと同じです.
殺人者も蘇生する赤ネームのヒーラー(Priest of Mondain) が Britannia 各地に点在しています。
犯罪者は、フラグが解消されるまで蘇生されません。
NPC盗賊ギルドに加入する際の条件が存在しません。
お金さえ払えば加入できます。 また、殺人を犯しても除名されません。
ただし、加入していると殺人報告が出来なくなるのは同じです。

=地理、生活=
Trammel はありません。
ムーンストーンはありますが、使い道はありません。
(日本に出来る SP には、Trammel はありませんが、世界は2つ(イルシェナーを入れると3つ)になり、全て Felucca ルールになるという UOスタッフコメントがあります)
UO:TD クライアントでも、Ilshenar はありません。
(日本 SP には設置される様です)
Trinsic の町の中に小さなダンジョンがあります。
(名前はついていないようです)
Vesper から Den の町に抜けるストーンゲートは存在していません。
(PCが設置したもの以外の)コンテナにはすべて罠がかかっています。
黒いWispが存在します。Wispと同じぐらいの強さですが、攻撃的生物です。
Wispと違う扱いのようで、黒Wispを敵対派閥が倒してもシルバーは入りません。
すべてのアイテムが使用することによって耐久力を下げていき、壊れます。
バードなら楽器が、木こりなら斧が、釣りならつり竿が、使っているといずれ壊れます。
(初期アイテム、Blessedアイテムを含みます)
(なお、すりこぎだけはなぜか壊れたという報告を聞いたことがないそうです)

=殺人者について=
どんなに殺人カウントを持っている赤ネームでも、ステータスロスやスキルロスなどのペナルティを受けることがありません。
PKが活発に活動するシャードです。
ただし町はガード圏内なので、赤ネームが町に近づくとガードに殺されます。
(ガードのいない Buccaneer's Den は除きます)
殺人者は他人をBanすることは出来ません。
フレンドされた家のドアをあけるとその家のBanリストがすべて消去されます。
殺人者でも(攻撃者フラグがなければ)即時ログアウトができます。
殺人者の称号もフェイムとカルマに基づいて判断されます。
(通常シャードではすべて Murder と表示されています)

=スキルについて=
バードの Provocation(扇動)は難易度制になっています。
扇動する際は、扇動する対象と扇動してぶつける対象のうち、難易度が高いほうで成功か否かの判定が行われます。
スキル使用失敗した場合、攻撃してくるのは扇動した対象です。
(公式には発表されていませんが、扇動の難易度はInt比例であると考えられているそうです。そしてIntが非常に高い生物は、扇動が絶対に失敗することになる、との開発側のコメントが以前あったそうです)
Tinckering(細工)の失敗で材料を消費します。
罠をかけるのに失敗するとダメージを受けます。
Taste Identification(味見)スキルの失敗によって対象のアイテムを消費することがあります。
Fishing(釣り)スキルによってTreasure Mapが手に入ることはありえません。
また、SOSボトルの出現頻度も通常シャードと比べてかなり低く抑えられています。
次のスキルは使用しても、Hiding が解けません。
Snooping、Detect hidden、Item Identification、Anatomy、Arms Lore、Animal Lore、Evaluate Intellect、Forensics Evaluation、Poisoning

=魔法について=
Telekinesisの魔法によって罠を発動させることが出来ません。
そのため、宝箱から物を取りたいときにはRemove Trap(罠解除)スキルで解除するか罠にわざと引っかかって発動させるしかありません。
高レベルの宝箱の罠(特にトレハンの箱)はGMでも解除が困難なので単独でのトレハンは困難です。
Recallの魔法は機能しません。
Recallスクロールは通常どおりに存在していますが、使用できません。

よって、緊急脱出も難しくなっています。
Recallが使えないため、船の鍵にRecallを詠唱することで船上に移動することは出来ません。船が流されてしまった場合の回収は困難です。
ダンジョンの内部でMarkすることが出来ません。
ダンジョンの内部でゲートを出すことも出来ません。
ダンジョンの出入り口はPKに占拠されている可能性があります。
町の中でも直接攻撃系の呪文ダメージが有効です。

2001年10月26日に Siege Perilous にパッチがあたり、
以下の項目が導入されました。

詳細は以下の通りですが、
Mugen には適用されていないものは文頭の「」を赤字で表記します。

=Siege Perilous の変更=
ステータス(STR・DEX・INT)は、1日に合計6までしか上がりません。
(例えば STR が 3ポイント、DEX が1ポイント、INT が1ポイントなら、6ポイント以内なので上昇します)
「Rate Over Time(ROT)」システムが再導入されます。
スキルが 70 以下なら、通常のシャードと同じようにスキルは上昇します。(バーストタイムも含みます)
スキルが 70〜79.9 なら、1日に上がるスキル値は最大 3.6 ポイントで、スキルが上がる毎に 20 分の間隔が必要となります。
スキルが 80〜98.9 なら、1日に上がるスキル値は最大 2 ポイントで、スキルが上がる毎に 40 分の間隔が必要となります。
スキルが 99.0 以上なら、1日に上がるスキル値は最大 2 ポイントで、スキルが上がる毎に 60 分の間隔が必要となります。
修正された Evil/Hero システムが再導入されます。
Evil/Hero については Mugen と同じですので、Mugen ルール詳細 をご覧下さい。
赤ネームへの追加ペナルティーとして、倒した生物が持っているお金の量が通常の3分の1となります。
例えば、通常のプレイヤーがモンスターから 600G の金を得られるならば、もしそのプレイヤーが赤ネームの場合、200G の金しか得られないでしょう。
Siege Perilous の新キャラクターの初期装備は以下のようになります。
普通の服(Newbie アイテム)
ダガー(Newbie アイテム)
100 Gold
25 Ingot
ショベル1本
10個づつの秘薬の入った袋
カタナ1本
NPC からスキルを習う事は出来なくなります。
隠れながら Taming(調教)する事は出来なくなります。
隠れながら Taming しようとした場合、姿が現れます。
ハイレベルモンスター(例えば、ナイトメア、Wyrm や ドラゴン)を調教する事は2倍難しくなります。
Provocation(扇動)は難易度ベースであり続けます。
Siege Perilous にログインした時に表示される警告ウィンドウはなくなります。
Siege Perilous にも Ilshenar(イルシェナー)が追加されます。
追加された Ilshenar は Felucca ルールであり、派閥戦争も可能です。


このページは、Balalaika さんから頂いた情報を元に作成しました。
Balalaika さん、どうもありございます。<(__)>

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