BlackthornはLordBritishらが秘匿しているストーンゲート砦の場を探し出すために、魔女Minaxを召還する。MinaxはBlackthornに対して国王への誘惑を語りつつ、ストーンゲート砦へのルーンを渡す。だが彼は代償としてLady Gavrielleの信頼を失う。彼女は彼の元を立ち去るのであった。

LordBritishとNystulは儀式を開始、時を同じくしてBlackthornはムーンゲートを開き軍勢をストーンゲート砦へ向ける。両者の軍勢は激しくぶつかり合い、その一方で砦内部ではBlackthornがGeoffrey、Iolo、Gwennoを打ち倒す。そして彼は儀式の行われている大広間にたどり着いた。

LordBritishによって中空に開かれた空間には「別の世界(Shard)」で同じような儀式をしているLordBritishらがいた。彼らは皆同じではなく、時の流れと共に少しずつ別の存在となりつつあることがBlackthornには分かった。Blackthornは儀式を止めようとするも、Nystulの魔法によって阻まれてしまう。

LordBritishは呪文を唱え、Moonglowの街(真実の徳)を構成していたすべての物質をひとまとめにして左手の球体に、そしてJhelom(勇気の徳)を構成していたすべての物質を右の球体に集めた。その情景にBlackthornは恐怖した。あとは黄色の球体にLordBritishの故郷であるBritainだったものが注ぎ込まれれば、すべては終わってしまう。

BlackthornはLady Gavrielleを介してMinaxを呼び出した。彼女はNystulを、そしてLordBritishを倒してしまう。しかし再統合の儀式は破綻し、呪文は暴走をはじめていた。そしてMinaxもShadowghastによって斬り付けたExedurによって滅ぶ。

暴走した呪文によって生じた二つの中空の亀裂からは、それぞれJuka人とMeer人が現れた。LordBritishは彼らに手を差し伸べ、その結果三つの世界が融合していく。が、その際に焼けつく炎がNystulを焼き尽くし、暗黒のマナがLordBritishを襲った。その物体はLordBritishを食い尽くし、そしてBlackthornへも襲いかかる。彼の意識はそこで立ち切れた。

LordBritishはTimeLordと対峙していた。LordBritishは自らの儀式の失敗とそれによって生じた悲劇に打ちひしがれる。が、TimeLordは彼に、彼の行為がソーサリアの未来と過去の一部を(彼がいた時代の)ソーサリアに引き寄せ、彼らを救ったとして慰めた。だが彼自体はソーサリアに戻る事が許されなかった。彼のソーサリアでの時はすでに終わったのである。だがそれは彼の死を意味しない。彼はまた新たな世界に旅立ち、そしてまたはじめから「仕事」を始めねばならないのだ。

一方、ほとんど屍と化したBlackthornは、Lady Gavrielleの身を代えての償いとして命を投げ出し、彼にささげた。彼は半ばくちおちた自らの体と彼女の想いに涙を流した。そして彼の身体はExedurの手によってBlackthorn城に運ばれた。

かくしてこの世界は大いなる試練でもある新たな時、すなわち新世界の起源(Origin)を向かえることになったのである。