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米公式サイト〜Team Comments
【Jeffrey Anderson [2000/4/28] 】

2000年 4月 28日

皆さんごきげんよう。

あなた達全てへ紹介状を書き送るよう、私達のコミュニティ関連のグループに頼まれました。私は誰であるか、UOで何をしているのか、私の経歴、そしてUO2についての私見を説明するよう、彼らは私に求めたのです。すばやく、そのうえ面白い話題へ移ることを約束しましょう。さあ始めます。私はUO2のExecutive Producerをやっています。私は実質的に「陰の男(uber-guy)」であり、必要とされる場合にはいつでも企画、支援の提供など、あらゆる面において監視しています。Originに参加する以前は、Paramount Pictures(VCP)でExecutive Director of Interactiveを、小さなゲーム会社(Mission Studios)ではVice-President of Operationsを、そしてシカゴ大学卒業後は法律にも熟達していました。そうそう、それと母親と一緒に出たポルカダンスの競技で1度勝ちました。

なに、全然興奮できないって? 悲しいかな、誰もドラマ仕立てのような人生へと転じる申し出のドアなんて、叩いてはくれないのです。

ただ、私について事細かに語るよりもむしろ、ここで私達はどれほど得たのか、そして私達はこれからどこへ行くのか、Ultima Online 2のまだ浅い歴史をあなたと共に分かち合うでしょう。私は1998年の3月2日、Originへ参加しました。その初日、私は「新入社員オリエンテーション」なるものを体験しました(教室を歩き回り、例えば浴室の使い方を説明したりするのです)。そこでDamion(別名Ubiq)と呼ばれる、風変わりな男と一緒になりました。その時、Damionは車庫を掃除するため、管理人に雇われたのだと思いました。間違ってました。その少し後、私はStarr(別名Blackthorn)と偶然出会いました。建物内を徘徊していたホームレスだと思い、私は直ちに警備員を呼びました。それも間違ってました。とにかく、それが私の思い出した道程です。;) その次の日、私達3人は最も素晴らしく痛快な、大規模多人数オンラインゲームの制作に着手したのです。

物事は常にうまく運ばないものでした。当初のUO2は、今のUO2とは程遠いものだったのです。その初期のデザインは、世界の終末が訪れたオンラインの世界を目指していました。ただそれだけでは、誰も好みませんでした。それではと、Britannia紀元3000年へと設定しました。同じく、それでもうまくは行きませんでした。ただ幸運なことに、マーケティング部が介入して私達の助けとなり、明確に解決してくれました - UO2を形成し、そして素晴らしいものにしてくれるのです。そこで、デザインの基本がうまく合致した私達の範囲とする目標は: (1) 信じられないような外観にし、(2) マニュアルが無くとも大変理解しやすいものにし、(3) 奥深さと直感的な操作の出来るゲームを提供し、そして(4) 思いのままに変更できる、デジタルな外的人格をユーザーへ与える、というものです。

それから私達は、有能なチームをかき集めだしました。Origin周辺の人材に参加を依頼したり、全ての制作関連の場所へと駆けずり回り幾人かの有名な外部の人材を引き抜いたりし、私達はグループ全体を卓越した人間で固めました。それは楽しい始まりでした。公式DDR(設計書批評)は、技術批評がそのすぐ後に行われる、5月中旬辺りに行われました。Mr. de Orive氏(別名Ahriman)の助けを得て小説に磨きをかけ、まぬけで型にはまった小説を駆逐することに私達は成功しました。「まぬけで型にはまった小説」とは何かって? え〜と、こんな感じのやつです:

UO2の時間を打ち砕かれて

「時間の進行方向は、どの過程においても宇宙のエントロピーが増大することになるであろうと述べる、熱力学第2法則に関わりを持つものである。粉砕され、再構成される時間は宇宙の広大な領域を超え、大規模な「エントロピーの逆転」や「エントロピーの崩壊」へ影響を及ぼすであろう。光速で進む粒子は時の経過に耐えられず、そして想像では、(光より早い)意識外の粒子は時をさかのぼって移動するであろう。このことを成し遂げるため、それは様々な粒子の存在する広大な範囲内で、相対性理論を越えた運動を誘発するであろう。意識外のタキオン粒子の実在に基礎が置かれた時間旅行、それが可能になるであろうと仮定する物議をかもす理論はいくらかある。数学的に言うと、反粒子(反電子)が時間をさかのぼるとすれば、粒子(すなわち電子)はその反粒子と同じ軌道上にあるのだ。従い、時をさかのぼる宇宙旅行をするポーションを作成するためには、物質を反物質へと変換し、さらに再度物質を元に戻すことを必要とするであろう。Lord Britishの破片世界を統合する努力は、物質を反物質へと変換し、そしてエントロピーの増大を遅らせるよう物質を戻す必要があるのかもしれない。もちろん、それほどの広大なエントロピーを引き起こすため、宇宙を完全に冷やさねばならないであろう。それでは、大きな疑問を投げかける -- Lord Britishは、この任務を果たす自然エネルギーをどこで取得するのであろうか? 見込みのある解決法は、必要な段階にまで宇宙を冷やし、十分なエネルギーを吸収するブラックホール、あるいはクエイサーといった自然エネルギーを彼が利用する必要があるだろう...」

いい思案だねぇ、どこが?

とにかく、3月以降までに私達は完全なチームを構成し、そして明確な焦点を持ちました。その時から私達は、個人的に伝説的なゲームであろうかと思われるものを作ることで多忙になりました。私にとって、それは爽快な体験なのです。UO2チームの献身及び創造性により、私は絶えず魅了されています。そして、この様な大規模な計画で彼らと共に取り組めることを光栄に思っています。UO2の興味深い数多くのニュースが展開され、あなたへもたらされることを楽しみに待っています。それまでは、

支援して下さる全ての方へ、感謝の意を述べます。

Jeffrey Anderson
a.k.a. Knight
Executive Producer, UO2
Origin Systems, Inc.




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Translated by Kusa,shiro3,Himajin
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