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米公式サイト〜Team Comments
【Starr Long [2000/5/26] 】

2000年 5月 26日

みなさん、ごきげんよう

さて、私の気ままな思いであなたを大いに楽しませる時間が、またやってきました。気ままな思いは、最近のE3 2000でのことが大部分を占めています。ここ数週間は、そこにあるデモの準備を整えるために費やし、昨晩遅くに世界有数の霧の都(カリフォルニア、ロサンゼルス)から帰ってきたばかりなのです。

E3で展示をするゲームの準備に、数百万時間をも費やしたかのような時をかけました。人目を引きたい豊富な要素のためにコードを入れ、磨き上げることにその時間は費やされました。私にとって最もイカした事といえば、デモ専用に書かれたコードはほんの僅かしかない、ということでした。それらはマップにあるテスト用の小さな区域、そしてマップ間を行き来するいくつかの転移装置を含んでいました。残りのコードは、最終的なゲームにも使われることになるでしょう。

そのデモでは、全く別個の場所を見てまわることができました。最初は、ゲームがどのような見た目になるかの、徳の地域内にある小さな村の一例でした。そこは起伏のある緑の丘、ユニコーン、納屋の前にいる動物、そして木としっくいの建築様式を完備した、昔ながらのファンタジーによく似た地域となるでしょう。次は、ゲームがどのような見た目のなるのかの、未来的な地域の一例でした。そこは巨大な機械装置、金属でできた装飾、金属に覆われた浮遊する巨大な建造物、そして荒れ狂う汚染された空といったもので成り立つところでした。

展示した特徴は以下のものを含みます:

  • (多量のキャプチャされたイカした動きを含む)戦闘
  • (鎧、武器、そして衣類を含む)カスタマイズ性のあるアバター達
  • アニメーションをする生き物
  • 機動性のあるカメラ
  • 話す、踊る、礼をする、手を振るといった、社会的アニメーションの数々
  • おしゃべり
  • (天体力学と様々な環境汚染の見た目を完備した)大空
  • 物語に出てくる主要なキャラクタ(Blackthorn)
  • 戦闘と生き物のための音響効果

    ショーのときはこれまで通りの造作ない準備をしました。普通はインターネット回線を開通させるために、混乱と欲求不満で約2日間は待たされるのです(「ああ、君は別の建物のYRETISにいる相棒と話をする必要がある。彼はサクラメントのWQOPを叱りつけなくちゃならないんだ。」)。オンラインのアプリケーションを日々拡大させることは、標準の作業になっていると思います。私達は不安を抱きつつ、電源、電話、そしてインターネット接続の整った部屋を探すためだけに、火曜のかなり早朝に赴きました。しかしながら因縁は、この最初の幸福を埋め合わせるかのようにやってきたのです(それは後ほど触れます)。

    一緒にデモを行うオースティンのOrigin社にいるチームがここにはいました。ショーでの全3日間、彼らは談話をし、踊り、喧嘩をしたので、それがどのようになるのかの実際の感触を聴衆へと提供することができました。私達は火曜からデモを行い、華々しいものとなりました。デモを見た全員が呆然としていたようです。デモを止めて質問を聞くとき、人々の頭が再度活動できるまで数分の沈黙ができることがたまにありました。人々がこれほどよいものだと期待していたとは、私は夢にも思いません。この全体の展覧会の中でも一番滑らかで、現実感のある動きだともある人は言っていました。おもちゃを製作するTodd McFarlaneが十分私達に手を貸してくれたことにも彼らは驚き、興奮していました。

    私達は既に、ファンや報道陣からデモについてのいくつか楽観的な反応を得ています。これらのものです:
    1. http://www.cdmag.com/Home/home.html?article=/articles/028/002/
    2. http://www.dailyradar.com/previews/game_preview_590.html
    3. http://www.gamezone.com/news/e32051500.asp

    で、さっき言った因縁とは何なのかって? ええと、金曜の朝9時、全センターのインターネット接続がダウンしました。インターネットのみを使うゲームでは、接続なしにデモを行うことは相当難しいのです。しかしながら、うちのtech leadであるJeremy(別名Gaffer)は、私達が出発する前に前もってデモを行うマシンにモデムを取りつけていました。ですから私達はたった数分間落ちていただけで、その後は電話をつなぎ、28.8の接続でプレイをしていました。他のところはショーの間、丸1日ダウンしていました。これは実際、ゲームを程よく遊ぶための必要環境を守るという約束を実証する議論を裏付ける、素晴らしい事実となって終了しました。

    E3での三日間、50にも迫る数の会合を行いへとへとになりましたが、それは十分に価値のあるものでした。残念ながらハードなスケジュールでなんのショーも見れなかったため、それがどんなものだったのかをお伝えすることは出来ません。:)

    特に私を満足させてくれたのは、私達のコミュニティ連中(Vault、Stratics、Crossroads、Lum、Markee Dragonなど。これでもほんの少しです)に出会えたことです。彼らの支援と関心は私にはとても大切なものであり、やりがいのあるものにさせてくれます。(…もちろん、誤解はしないでください。彼らはとても厳しい質問をいくつかしてきました…それは後にも先にも全てLumでしたが)。

    E3からの写真:

    1. 左から: Toysmith(MarkeeDragon)、Jhariden(Stratics)、Jeff Anderson、Den(Stratics)、Starr Long、そしてM’Ladyhawke(MarkeeDragon)

    2. Starr LongとJeff Anderson

    3. 左から: Lum the Mad(Xrgaming)、Jeff Anderson、Starr Long、Newton Dragon(WEWP)、Molly (Xrgaming)、Xrgamingの代表、WEWPの代表

    結論として、Originをオンラインゲームの次の大きなものにする手助けをしてくれる、うちのチームと私達のコミュニティに感謝をしたいと思いました。私達がしている全てを、大変誇りに思います。

    Sincerely,
    Starr Long
    Producer, Ultima Online 2
    Origin Systems, Inc.



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