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【Aaron de Orive [2000/8/11] 】

2000年 8月 11日

皆さん、こんにちは。

今週、ブリタニア編の第四部が掲載され、前世紀フィクションの幕が閉じられます。普通なら、私は大いに失望していたことでしょう。オースティン=アンドルーの優秀な散文は、オリジンのフィクションに卓越した基準を設ける手助けとなり、また彼の冒険物語により、私達の心を奪いました。私は終わりなど待ち望んではいませんでした。では何故、私は失望していないのでしょう?

ええ、皆さんご存知の通り、オースティンが私達のオリジン小説三部作を執筆することに選ばれ、シモン&シュスター ポケットブックスより発行されることを、私もまた偶然知る事になります。そうです、洗練されたフィクションの小説が計画中であることに、どうして私が失望など出来たでしょうか? 現在オースティンと私は三部作のキャラクタと構想を作り出しており、それはソーサリア人の大異変後初の大戦争(first major Post-Cataclysm Sosarian War)の最中に舞台設定されることでしょう。クリスマスに私が欲しいものは、あなたはわかりますか?

しかし今は、ブリタニア編最終部の話へと戻しましょう。まだ読んでいないのでしたらすぐに行き、そうしてください。読み終わりましたら、私と共に再度検証します。

読み終わりました? いいでしょう、以下に最終部の意味が何であるのかを示します - ロード=ブリティッシュは、「ウルティマ ワールド オンライン: オリジン」に存在することはないでしょう。以前(私が)述べていたのは、ブリティッシュは徳の大聖堂内に安置され、彼の体は魔力により空中に浮遊した状態で凍結されている(訳注:PastNewsArchives5月23日のニュースを参照のこと)、ということでした。これは私のミスですが、時に計画は変更されるものなのです。

ロード=ブリティッシュは、ソーサリアから未知の領域へと超越する旅をし、そこで新たな遺産、そして新たな伝説を築き上げます。ただ一つ言える事は、それは確かである、ということです。彼は永遠に、ウルティマ伝説の一部となるでしょう。ブリティッシュの行為なしにウルティマ オリジンは存在しなかっただろうし、それは前世紀フィクションでも非常に明確にされています。それは私達の産業へ、彼の創造者の途方も無い寄与を反映するよう意図されたものなのです。私達は、出来うる限りリチャードの遺産を称えるつもりでいます。

それでは、他に残された「伝説の」ウルティマのキャラクタ達はどうなるのでしょうか? さて、ニスタル、サー=ジェフリー、そしてミナクスの身に何が起きたのかはもう知っていますね。それを考慮にいれれば、ウルティマ オリジンはウルティマ オンラインの直接的な続編ではないし、異なる時間と場所で起きている事を常に意図されたものであると再び述べるよい機会だと私は思います。これは完全に、固有のゲームなのです。オリジンの歴史と文化を創造するときの私の目標といえば、まるでウルティマから生まれてきたかのようでありながらも、何か新しいものへと進化したと感じさせるものを製作することでした。そういった理由で、他の仲間は新生ブリタニアの歴史と世界には足跡を残すでしょうが、オリジンに存在することはないでしょう。彼らは伝説的なソーサリアの英雄達の中へと名を連ね、ゲーム立ち上げ時のこの大変な騒ぎよりずっと以前に去ることとなるでしょう。

そして、ロード=ブラックソーンの行方は? さて、過去のブラックソーンは彼の知り、愛し、そして守っていた世界と共に一大異変によって死んだ、ということが私の常に持つ個人的な見解です。この異国情緒溢れる新世界へと適するため、何のキャラクタとして生き長らえたかというと、それは科学預言者 - 古き世界より生まれ、新しきによる産物、です。

旧ブリタニアの世界は、ソーサリアの現居住者にとって今や単なる一伝説にしか過ぎません。それに取って代わるのは、新生ブリタニア世界、ウルティマ オリジン世界なのです。

Aaron de Orive
a.k.a. Ahriman
Minister of Fiction
Ultima Worlds Online: Origin



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