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米公式サイト〜Team Comments
【Artie Rogers [2000/11/6] 】

2000年 11月 6日

こんにちは

私の名はArtieと言いますが、UOの初期に使っていたBEASTというニックネームの方が分かりやすい人が、ある程度はいるかもしれません。2つの質問へ答えるため、短めの手紙を書かせてください: 私は誰か、そして何故私はここにいるのか、です。(それはまた私の大のお気に入りである、副大統領候補のJames Bond Stockdaleを引き合いに出す機会をも得ました)。

私のORIGINの開発者への道は、少しばかりねじれているものだと見なすことが出来るでしょう。それは、英語/心理学の文学士となってテキサス大学を卒業したことから始まりました。それからは、ミドルスクールでの英語教師から無一文のポスターコレクター/作家へとなり、最終的にはBioforge Mission Diskのゲームテスターとして、1995年にOriginでの職へと落ちつきました。そのすぐ後、私はUltima OnlineのQAメンバーの中核として配属されたのです。

Ultima Onlineへ取り組み、監視し、そして一部分へと加わることは、ゲーム、オンラインコミュニティ、そして一般の人間性というものを、大いに私へと教えてくれたのです。プレアルファテストからFOAクエストの中でもよりいっそう成功した善悪様々な勢力の闘争を見ることまで、Ultima Online内外の人々との体験は、ゲームデザイナーとして、そして人間としての成長にとって大変に貴重なものとなりました。

私は1999年の3月、ORIGINのチンパンジーの群れへと参加しました。最初は数多くの異なるスキルツリーの概要を書き出し、煮詰め、そして最終的に構成をするため、UbiqとMobiusと共に綿密に取り組んでいました。お互いスキルツリーをサルのようにいじりまわしていただけではなく、錬金術師(Alchemist)のために何百ものポーション形式のものを生成し、調理師(Cook)のために数十種もの飲食物を創造し、そして大工(Carpenter)のために多数のいろいろな調度品を建造することにも私は取り組みました。全てはバナナの山のためなのです。なんて安い取り引きなんでしょう! 時にはそう言ったスキルやアイテムをゲーム内へデータ入力するため、(Guidoが置いた)データ猿の着ぐるみを身に着けなければなりませんでした。

スキルツリーやMobiusが今までそれとなくほのめかすのみだった様々な謎に包まれたシステムに10ヶ月間取り組んだ後、私はGhosthackerの世界構築チームへと飛び移りました。Thumperや世界構築者と共に様々な主要都市に適した交通往来の図式化に取り組みそれらの都市を作りだし、そして確実に世界がその歴史を反映し、そして逆もまた同様になるようAhrimanと共に取り組むことに私の時間を費やしました。Ahrimanと共にPOI(Points of Interest - 興味を起こす地点)へ取り組むことは私達が世界とフィクションを密接に繋ぐことに興味を持つものとして、それはとてもやりがいのある仕事になりました。世界はあなたにフィクションを思い起こさせ、フィクションはあなたに世界を思い起こさせる。そんな場所へと、ORIGINはなるでしよう。

私は世界を構築し、平和の愛好を擁護し、社会的なものを作成し、そして血に飢えた強盗殺人を防ぐためにここにいます。私は一部が人間で、一部がサルであり、そして全てを合わせるとBEASTなのです。

[編注 - チームの作業で日々あふれ出てきたのは、BEASTのバナナとサルの愛でした... ですから、至る所にある霊長類の言及に嫌気が差したら、彼を非難してください。あるいはバナナの山を与えるなど、あなたが気の済むことならどちらでもどうぞ。]

Artie "BEAST" Rogers
System Designer/World Builder/Monkeyman
Origin Systems, Inc.



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Translated by Kusa,shiro3,Himajin
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