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米公式サイト〜Team Comments
【Jeremy Gaffney [2001/1/5] 】

2001年 1月 5日

誰もが行う、カンフーファイティング...

それではビデオが出ている今、至る所に見て取れる我々の超クールなフリップキックについていくつか質問があるようなので、それに触れるために少しばかり時間を割こうと思いました。私はJeremy Gaffney、別名Gafferです - OriginのTech Leadであり、(最初は頼もしいMobiusによりデザインされ、今はWindfeatherが取り組んでいる)戦闘をゲームへと調和させる監督を、私は多大な量の時間割いてきました。

フリップキックをゲームへと取り込むことは、技術的な観点から見て、かなり挑戦的なことでした - 帯域幅を多く浪費(= ラグ)したり、サーバ境界線をまたがって動作させない(= 不正)ようにしたり、全体的に見た目や感触を悪く(= ファンの不幸)すれば、それはとても簡単に入れられたでしょう。やはり我々はそういった問題を乗り越えることに成功したので、興奮のできる戦闘の一部分として、マトリックスにあるような戦闘の動きを多数追加することが可能となりました。ある程度の人々はそれを単なる画像上のものだと思っているようですが、それは実際にゲーム性をも高めてくれるのです(ええと、あなたが認めてくれるなら、それはある程度の画像上のセンスも追加しています)。

それでは、何が戦闘を楽しくするのでしょうか? さて、あなたの選択したスキルツリーにより、戦闘内で演じられる多様な役割があります。最前列に立ち、ダメージを吸収し、そして至近距離からの殴打を扱う、獣のようなタンクファイターをプレイできます。それほど多く当てることはできないが、相手のアーマーをより効率よく貫くことのできる、精密なファイターをプレイできます。アーマーを通してのダメージは少ないが、メイジの呪文詠唱をほぼ不可能にする、疾風のような攻撃を行うことができます。相手の懐へ飛び込み、キックと旋回をし、それから(あなたが望めば)、何も着ていない自分の体に仕返しされる前に再び逃れる、非武装のファイターだってプレイできるのです! 飛び込み、多量のダメージを与え、敵が仕返ししてくる前にさっと逃げる薄い装甲の無骨な仲間のため、相手を攻撃しやすくするよう錯乱やノックダウンさせる試みを行うという、モールを装備したウォリアーの役割もあります。戦闘はソロプレイのみならず、特にグループで大変面白くなるようデザインされています。

我々の戦闘ツリーは、こういったタイプの専門化の助けとなるようにも組まれています - 自分自身のデザインに沿ってスキルを選び、武器ツリーを掘り下げてもいいし、成長させる基準の1つとして武器ツリーを用いる、(ナイト、アーチャーなどになるといった)「専門職(profession)」ツリーを選択することもできます - 例えば、腕の確かな(journeyman)ナイトになるためには、ソード、ハンマー、あるいはアックスをある程度のレベルまで熟達させる必要があるかもしれません。専門職のツリーは新たな攻撃やスキルも同様に展開していくので、専門化したアーチャーとして、いろいろな他の知識を持つ気まぐれなアーチャーには開かれない、弓ツリー内の攻撃をあなたは利用できるようになるかもしれません。我々はこのシステムに大変興奮しています - 直接バッティングさえしなければ(例えば、パラディンの能力はローグのスキルをブロックします)、自分のキャラクタを完全にカスタマイズしたり、好きなように専門職を混ぜ合わせるのに、少しも専門職を選ばずとも、自分なりの専門職の度合いで本当にカスタマイズすることを可能にします。専門職の大部分は、同じくグループ内の専門分野も明確に促進します - ですからマジシャンとして、あなたはナイトやウォリアーといったタンクタイプは最前列のサポート役として非常に役立つだろうことを知っていますし、あるいはモンスターの気絶を専門に扱うなら、弱った生き物の相手を的確にできるローグやそれと似た専門職と共にすることが自分の最大の利益になることを知っているはずです。

我々は未だ多くの詳細を詰めているので、さらに多くの情報が出てくることを期待していてください - やはり言わねばなりません、私は個人的に猛烈に興奮しているということを。技術的な観点から見てもすぐれたシステムが我々にはあるし、詳細や面白いものを戦闘システムへ追加していくのはここ数ヶ月、たやすいこととなっています。今まで誰も見たことのないようなシステムで我々は出荷できるだけでなく、それが今以上によくなるだろうから、このことは同様に私を興奮させるのです。

Jeremy Gaffney
Lead Programmer
UWO: ORIGIN



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Translated by Kusa,shiro3,Himajin
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