Britannia 商工会議所
お店を開くまで
1、ベンダー(店員)の設置場所を用意する。
UO では、建物を店舗として NPC の店員(ベンダー)を雇う事ができます。
店員(ベンダー)は公共化(パブリック)とした建物にしか置くことができません。
よって、ベンダーを設置するには下記の2つのどちらかとなります。
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自分の家をお店にしてベンダーを設置するには、当然自分の家が必要になりますね!
自分の家を建てるには、町の大工屋に行って、建築家の店員 (Architect) から家設置ツール 「House Placement Tool」 を買って下さい。
これを家を建てたい場所で使えば、自分の家を建てることができるのですが・・・
家を建てるには、それだけの広さの平地が必要となります!
さらに、それは町やガード圏内であってはなりません。 道の上もダメです。
もちろん、ダンジョンとかもダメですね。
また、LostLand(T2A) や イルシェナー の土地は全面建築禁止で、
マラスにも一部建築禁止の場所があります。
また、家のサイズは最小で 7×7 なので、それ以上のスペースがなければならず、
他の家と南北5マス、東西1マス以上の隙間が必要など、いくつかの建築条件が存在します。
もちろん、お金も必要ですね。
クラシックハウス(最初からデザインされている家)の一番安いもので 37000G、
それより大きいサイズの家はもちろんさらに高く、
自分でカスタマイズする場合は、土地代に加えてカスタマイズ費用もかかります。
開店資金も十分に用意しておかなければなりません!
家の設置の詳細に関しては、
「初心者の館」 の 「家と船について」 のコーナーで説明しています。
これら家の建築に関しては、下記の家の専門サイトで詳しく解説されていますので、
そちらを参考にしてみるのをお勧めします!
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最新の家建築システムに対応したサイトです! 家を建てる前には一度チェックしておきましょう! |
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更新が停止しており、最新の情報には対応していませんが、 家に役立つ情報が満載です! |
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ただ、正直な話・・・
お店に向いているようないい土地は、もうほとんど残っていないと言っていいでしょう。
平地自体、かなり探さなければ見つからないかもしれません。
フェルッカなど、あまり人の好まない土地の辺境なら空き地も見つかるかもしれませんが・・・
家探しも一つの冒険、がんばって探してみましょう。
もちろん、すでに建っている家を人から買う、という手もあります。
この場合、立地条件などに応じてかなりお金が必要になるとは思いますが・・・
もしどうしてもいい土地がない、もしくは自分の家が商売に向いていないのなら・・・
他の人のお店に店員(ベンダー)を置かせて貰う、という手もあります。
UO にはこのための新システム 「ベンダーレンタル契約書」 が導入されています。
この方法なら交渉次第で、少ない出費で、一等地にベンダーを置くことも可能です!
これについては、後で説明をしましょう。
かなりの大金が必要ですが、家を人から買う、という手もあります。
売りたい家は、UO の取引系の BBS などで見つけることも出来ます。
ただし、詐欺には注意してください!
家の取引の注意については、以下のページで説明しています。
( Britannia 警備保障 : 詐欺に注意を! )
2、建物を公共化する。
これは、自分で店を建てた(買った)、もしくは家をすでに持っている場合の話です。
建てたばかりの家は、個人宅(プライベート)になっています。
お店として活用するにはこれをパブリック(公開・公共化)しなければなりません。
まず、家の看板をダブルクリックして下さい。
すると、家の設定を変更するウィンドウが開きます。
そして、上部のメニューから「セキュリティ」を選び、
「パブリックに変更」を選びましょう。
パブリックにした建物は、家の鍵などがかけられなくなりますが、店舗として利用できるようになります。
セキュリティの項目では、他に「共有者(コ・オーナー)」や「フレンド」と言った、家の共同使用者を指定することも出来ます。
「共有者」は家の解体や売買以外の全ての機能が利用でき、
「フレンド」はある程度制限された中でその家を利用可能です。
「バン」とは立入り禁止にするプレイヤーの指定です。
その家のオーナーのアカウントの別キャラは、全て「共有者」扱いとなる事も覚えておきましょう。
「ストレージ」では、その家に保管・設置できるアイテムの数が表示されます。
これはベンダービジネスにも非常に重要です!
「カスタマイズ」は家の看板や名前などを変えられるので、好きなものにしましょう!
「オーナーシップ」は家の売却や解体などですね。
一応、ベンダービジネスとは直接関係ありませんが、家のコマンドも掲載しておきましょう。
(コマンドは日本語、英語、どちらを使っても構いません)
@ロックダウン I wish to lock this down |
指定した物をロックダウンする。 |
@ロックダウン解除 I wish to release this |
指定したロックダウン、およびセキュアを解除。 |
@セキュア I wish to secure this |
指定したコンテナをセキュア(安全箱)にする。 |
@ゴミ箱 I wish to place a trash barrel |
立っている位置にゴミ箱を置く。 |
なお、その建物のオーナーと友人と共同所有者は、
「I ban thee」と言うことにより、指定した人物を家から追い出して
立入禁止にする事ができます。
店の仕入れをしている時にPKやモンスターに襲われる事もあります。
いざという時のためにマクロ登録しておきましょう。
3、ベンダーを雇う
さあ、いよいよ商品を販売してくれる、ベンダーを雇いましょう!
宿屋や道具屋、銀行で左の様な権利書が売られているので、これを買ってきて下さい。
これが、「ベンダー雇用契約書(Contract of Employment)」です!
次に、自分のお店か、友人登録された建物の中で権利書を使えばベンダーが現れます。
ベンダーは権利書を使った時に自分が立っている場所に現れるので注意して下さい。
現れたベンダーは、オーナーがダブルクリックすることで、
カスタマイズ画面を開くことが出来ます。
カスタマイズ画面の詳しい説明は、次の「経営の方法と知識」のコーナーで説明します。
とりあえず、ベンダーの向きは、
オーナーが「カスタマイズ」を選択した時に変えられるので覚えておきましょう
「カスタマイズ」を選択して終了すると、ベンダーはオーナーがいる方向に向きます。
重要なこととして、家に設置できるベンダーの数には制限があります!
これは家のサイズに関係しており、以下のようになっています。
家に置けるベンダーの数と家の大きさ/種類 |
|
スモールサイズの規定デザインの家 |
ベンダー数 |
Wooden house (木造りの家) |
10 |
Field stone house (石壁の家) |
10 |
Small brick house (レンガの小さな家) |
10 |
Stone and plaster house (石と漆喰の家) |
10 |
Thatched roof cottage (かや葺き屋根のコテージ) |
10 |
Wood and plaster house (木と漆喰の家) |
10 |
Small stone workshop (石造りの小さな工房) |
10 |
Small marble workshop (大理石の小さな工房) |
10 |
Small stone tower (石造りの小さな塔) |
14 |
ミディアムサイズの規定デザインの家 |
ベンダー数 |
Sandstone house with patio (テラス付き砂岩の家) |
24 |
Two-story log cabin (2階建てのログハウス) |
24 |
Two-story villa (2階建ての別荘) |
24 |
Brick house (レンガの家) |
28 |
Large house with patio (テラス付きの家) |
28 |
Marble house with patio (テラス付きの大理石の家) |
28 |
Two-story stone and plaster
house (2階建ての石と漆喰の家) |
28 |
Two-story wood and plaster
house (2階建ての木と漆喰の家) |
28 |
ラージサイズの規定デザインの家(クラシックハウス) |
ベンダー数 |
Tower (タワー、塔) |
42 |
Keep (砦) |
52 |
Castle (城) |
78 |
カスタマイズ可能な家 |
ベンダー数 |
家の幅と奥行きのタイル数の合計値によって区分 (家の大きさを確認される際のご注意: 家の入り口階段部分は奥行きに含まれません) |
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14 (例. 7x7) |
10 |
15 |
14 |
16〜18 |
16 |
19 |
18 |
20 (例. 10x10あるいは8x12) 〜23 |
24 |
24、25 |
26 |
26〜29 |
28 |
30 (例. 15x15あるいは17x13) 以上 |
42 |
まあ、十分な数のベンダーが置けると思っていいでしょう。
ただ、小さいな家に 20人 も 30人 も置くことは、さすがに出来ないのでご注意を。
4、ベンダーを置かせてもらう
これは、自分の家にベンダーを設置するのではなく、
他の人のお店にベンダーを置かせてもらう時の方法です。
その家の共有者やフレンドなら、その家にベンダーを設置することが出来ますが、
その家に全く無関係の人でもベンダーを設置できるようになりました。
また、お店にベンダーを設置させるのに「レンタル料」を設定できるようにもなりました。
これにより、オーナーはベンダーを置かせてあげることで収入が得られ、
ベンダーを設置させてもらっている側も、オーナーにお礼を支払う事ができます。
ベンダーをレンタルする(させる)には、宿屋や道具屋、銀行で左の様な赤い権利書を買ってきて下さい。
これが「ベンダーレンタル契約書(Vendor Rental Contract)」です。
これを買ってきたら、お店のオーナーが、ベンダーをレンタルさせたい場所に
この権利書を使用します。(ターゲットカーソルが出るので、それで指定します)
すると、その場所にこの契約書がロックダウンされます。
ロックダウンされた契約書をオーナーがダブルクリックすると、契約条項が表示されます。
契約条項はこんな感じです。
「契約期間」は1週間から1ヶ月で1週間単位で設定。
「レンタル価格」はその期間で支払われるレンタル料金で、0 (ESC) を設定すると FREE (無料) になります。
「契約の自動更新」は、契約期間が切れた時にベンダーをどうするかで、最初は自動更新をしない設定になっています。
これが NO (自動更新しない)設定だと、期間が切れるとベンダーはいなくなります。
YES (自動更新する)設定だと、期間が来ると自動的にベンダーの所持金からレンタル料が取り置かれ、そのまま契約が続きます。
一番下の「契約をオファーする」を選択し、ベンダーを貸し出したい人をクリックすると、相手側にもこの契約書の内容が表示されます。
借りる側の人がその契約書の内容に了承し、一番下に表示される「了解」を選ぶと、
契約書がロックダウンされた場所に(レンタル)ベンダーが現れ、
そして借りた人がベンダーのオーナーとなります。
この契約条項は、ベンダーのコマンドメニュー(左クリック or 左クリック+Shift)から
いつでも表示することが出来ます。
契約条項の「契約の自動更新」の場所には、貸主と借主、双方の選択があり、
最初はどちらも NO になっていますが、双方が YES にしておくと、
契約期間が終わった後、契約は自動的に更新されるようになります。
自動更新になると、更新時にベンダーの所持金からレンタル料が取り置かれ、
お店のオーナーはコマンドメニューからそれをいつでも徴収する事ができます。
双方が YES/NO に設定しないと、この「契約の自動更新」設定は変更されません。
つまり、貸し側と借り側、どちらか一方の都合だけで設定を変更することは出来ない訳ですね。
契約の際にレンタル料がなかった、もしくは「自動更新しない」設定になっている場合は、
ベンダーは契約切れと同時に消滅(解雇)されます。
この時、ベンダーは自動的にその家の「Packing Create(引越しコンテナ)」に入れられ、
商品や装備、所持金もその中に入ります。
この「Packing Crate」へは家の看板のコマンドメニューからアクセスでき、
ベンダーのオーナー(借り側)はいつでもそれらを回収できます。
また、3日間経過すると、その家のオーナー(貸し側)もアクセスできるようになります。
契約中に、貸主が契約を途中で破棄することもできますが、
その場合はそのベンダーの2マス以内に借主と貸主、双方がいなければならず、
合意の元でなければなりません。
この中途契約破棄の場合、その期間のレンタル料は借主に返却されます。
借主が普通にベンダーを解雇した場合は、普通の解雇と同じです。
ちょっと説明が難しかったかもしれませんが、やってみるとシンプルなものです。
「ベンダーレンタル契約書」を利用すれば、気軽にベンダーを貸し借りできますね。
5、ベンダーに給料を渡す
ベンダーは自分の給料がない状態で1日を経過すると、
そのままいなくなってしまいます。
雇ったばかりのベンダーは持ち金1000Gを持っていますから、当面は大丈夫です。
しかし、心配なら一応給料を渡しておきましょう!
これで店員を雇うことはできました。
あとは商品をベンダーのバックパックに並べれば、めでたく開店です。
ベンダーへの給料や命令などについては、
「経営の方法と知識」をご覧下さい。