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米公式サイト〜Legends |
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水晶の街Anjurに到着した二人は、その美しさのとりこになる。もちろん戒律を守るため、KajiとTeylothは街の中では一緒にはいられない。二人は、一番大事な友達と取り交わすという琥珀の「Heartstone」を交換して別れる。そしてKajiは任務のため、水晶などで出来た巨大な塔、Lore Councilの建物へと向かう。 ところがLore Councilでは、Anjurの魔法と辺境の魔法の考え方の違いを理由に、面接官であるMaster Mithrazelから拒絶される。その時、その場にLore Councilの賢者Master Adranathが現れ、先日のDashanの森での事件を引き合いに、彼女が高い能力の持ち主であることを示唆し、入門を許可した。 Master Mithrazelを師匠と仰ぐことになったKaji。師匠はKajiに、Lore Councilは「自然は(何らかの犠牲を払ってでも)調和を保たねばならないというKajiの地域の教えではなく、秩序だてて再構築して形成し、利用するもの」という考えからなり、Anjurの魔法はそれを実践していると教えた。あまりにその考えと魔法がよく出来ていたので、Kajiはこれまで学んできた地域の教えを、単なる迷信かと思うようになった。一方で、塔の最上階では高級僧たちが、ある儀式をいつ行うかで論議を戦わせていた。 貪欲に知識を吸収するKaji。彼女は魔法のマトリックスに、生命の無秩序さ・偶然性が不足しているということに気がついた。そして、無秩序さのない生命の創造は、すなわち神の力に等しい「無からの創造」と同じであることに。Master Mithrazelは、Lore Councilが同じ結論に達し、生命創造の儀式を計画していることをKajiに告げる。それは「Parting of Veils(ベールの削除)」であると。そしてその儀式が成功すれば、Meer人を苦しめるすべてのものの終焉が訪れるとも。 だがKajiは思い出していた。「すべての終焉」。彼女の地域の老女王は、この言葉をまったく正反対の意味で使っていたことを。 |
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