一方、Kajiは瞬間移動の魔法を使ってTeylothのもとを訪れ、Lore Counsilの魔法で自然界そのものを統率しようとしていることを伝える。それに対して彼は、そのことを彼女の女族長であるSayarulに伝えるよう進言するのだった。故郷のしきたりと新しい世界での知識の狭間で揺れ動くKajiの心。そのKajiの目に留まったのは、女物の香水だった。KajiはTeylothに女性の影を察知し、それにTeylothは政略結婚をさせられようとしていることを告げる。Kajiは怒り、その場を立ち去る。だがKajiの行動はAdranathに、「Parting of Veils(ベールの削除)」を女族長に知られてしまうのではないかという懸念を与えた。彼はMithrazelを介し、Teylothを暗殺して情報を女族長にまで伝わらないようにと手配をする。

Kajiは怒りに任せて魔法を使い、そしてそれがLore Councilのおかげであることを知った。彼女は決めた。自分はAnjurの魔法を極めよう。それ以外のことはどうなったってかまわない。そんなKajiのところにAdranathが訪れ、Kajiがスパイ目的でやってきたこと、そして実はAdranathこそが彼女にこの地へ向かわせるようにしたとも告げる。さらに彼は、明日から直属の弟子になるようKajiに伝えるのであった。

Teylothは暗殺者に遭遇し、辛くも撃退するも、自らも深手を負う。だが自分自身の犯した失敗を償うため、彼はひたすら女族長のもとへと進むのだった。

「Kaji、お前は結びつけるもの(Nexus)だよ」と、AdranathはKajiに告げた。「Nexusとはマナを無限に引き出す、選ばれた者なのだ」と。Adranathは彼女を腐臭とクリスタルの破片、稲妻が飛び交い、白骨化した死体のある部屋へと案内した。Kajiは地獄のような光景に絶叫し、50フィートも自らとAdranathの体を飛ばしていた。彼は改めてKajiの力に驚く。

そしてなぜこんなことをするのかと問う彼女に、彼は答えた。かの死体はHathnieが何らかの力に吸い尽くされてしまったからなのだと。そしてLore Councilはそれを防ぐために「Parting of Veils(ベールの削除)」の儀式をしなければならないと。Kajiは自らの力を試すため、死体に治癒の魔法を施し、彼を活き返らせるも、彼は恐怖に魂をやられていたがゆえに死を望む。そしてKajiはその望みをかなえてやった。

Kajiはかくしてその力を認められ、正式に「Nexus」としての要請を受け、彼女はそれを引き入れた。一方、Mithrazelは暗殺者から、Teylothが絶命する前に女族長のもとにたどり着いたため、生死の確認はとれないという報告を受ける。