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■【Meer PART FOUR: PARTING THE VEILS(取り除かれたヴェール)】■(概要のみ訳)
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Teylothは生きていた。そして女族長にすべてを伝えた。だが彼は瀕死の重傷を負っていることに違いはなかった。

KajiはAdranathから、儀式に関する知識を学び訓練を続けていた。象形文字をエーテルに書きこみ、マトリックスを作り上げることで、自らの力がエーテル同様に永遠となる。そしてそれは「Nexus」たるKajiがやるのだという。

Kajiは自分がNexusとなる報酬として、Teylothとの関係を認めさせ〜彼の政略結婚を無効にするよう手打ち〜をMithrazelに頼んでいた。ところが彼が、KajiのHeartstone(Teylothが持っていたもの)を盗み取っていることを知り、Kajiはそれを取りかえす。同時に彼女は、Teylothの危機を知るのであった。

彼女はその力を用い、自らの故郷に瞬間移動し、Teylothの魂がいままさに尽きようとしている場にたどり着く。彼は彼女に自分が今でも彼女を愛していることを語り、絶命する。錯乱するKajiとそれを止める女族長。そしてKajiはすべてを知ることになる。

KajiはMithrazelを塔から地面に叩き落し、そしてLore Counsilを昆虫の大群で攻撃する。だが魔術師として高い技能を持つAdranathにはそれは効かない。Kajiは自分の存在が彼らから無くなることが一番の打撃だと考え、彼らのもとを去るだった。

故郷に帰ったKajiに女族長は真実を伝える。Adranathは自然を冒涜し、エーテルを傷つけるのみであった。今、エーテルは不安定な状態にあり、そこから出現した暗黒の力に脅かされている。そしてそのエーテル修復のため、Kajiのような魔法使いをAdranathが要求することまでを予言していたというのだ。女族長は「Parting of Veils(ベールの削除)」に備えて多くの女魔術師によって作られた「ベール」を、そして「蛇の手をとれ」という啓示を与える。

Anjurの街に戻るKaji。かくして「Parting of Veils(ベールの削除)」の儀式は始められた。太陽が、そしてさまざまな炎が塔の円盤に吸いこまれ、そして続いて世界のすべての動物達が分解されて同じ運命をたどった。そして暗黒の物質が出現し、塔を襲い始める。儀式で叫ばれた呪文をKajiは知る。これはアーマゲドン(すべてを消し去る)の呪文だと。

魔法によって地平線から「虚空」が街に向かってやってきた。そして彼女はそれが「未来」の、彼女らが体験し得ない別の次元のものであることを知った。中空に現れた裂け目には、みたこともない生物が銀の蛇の鎧をまとい、手を差し伸べしているのが分かった。そう、LordBritishその人だ。彼女は啓示に従い、彼の手を取った。

LordBritishを救おうと呪文を唱えるKaji。それを非難するAdranath。彼女は彼の非難に対し、「お前の欲望によってすべてが滅んでしまった」と涙ながらに応え、Adranathに滅びの呪文を投げかけた。

Kajiは死の淵で知った。虚空に飲みこまれた彼女の世界の一部が、彼女が決して知り得ない世界に行ったことを。そして世界が再び再生することを。彼女は自らの誇りを胸に抱きつつ、滅びていった。彼女の種族の歴史、そう、ソーサリア最初の種族と共に。

彼女らの歴史は、謎をもてあそび、それをエネルギーとするウィスプらによって、語り伝えれる。ただしそれは「真相」ではない。彼らは謎を謎のまま楽しんだのである。かくしてMeerの伝説は、長い時の中で誰にも知られずに残ったのである。

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